コラム

スリムな缶入り! イタリアンな本格スパークリング ――サントリーワイン2021年サマーワイン説明会④

サントリーワインインターナショナル(SWI)は2021年6月16日、「2021年サマーワインオンライン説明会」を開催した。説明会では、2021年度のサマーワイン活動についての発表があり、特に力を入れているブランドやサマーワインに合うコンビニメニューなどが紹介された。

第4回となる今回は、サマーワインのおすすめブランドの中から、250mlのスリム缶で販売するスパークリングワイン「ボッリチーニ」を取り上げる。

先行販売したアメリカで大ヒット

2021年3月発売の「ボッリチーニ」(白、ロゼ)は、世界有数のスパークリングワインメーカーであるヘンケル・フレシネが手掛けている。世界の三大スパークリングワインの1つ、イタリアのプロセッコに使用されるグレラ品種などを中心につくられた、“イタリアン”な本格スパークリングワインだ。

缶入りスパークリングワイン「ボッリチーニ」。左が白、右がロゼ

缶ワインが人気のアメリカで先行販売したところ、若年層を中心に大好評で、アメリカ国内での輸入缶スパークリングワイン販売実績No.1となっている(Nielsen data 52week アメリカ国内販売金額〔2019.10.7-2020.10.3〕)。

缶入りスパークリングワインのメリット

同社が2020年5月に実施したWeb調査によると、瓶入りスパークリングワインに対する消費者の声として、「おしゃれ」「気分が上がる」「飲み心地が良い」などのポジティブな意見と共に、「持ち運びしにくい」「コルクを開けるのが怖い」「飲み切れない」といったデメリット要素が挙がった。

「ボッリチーニ」は、軽量のスリム缶に入っていて持ち運びしやすく、缶を開ければすぐに飲める。内容量もグラス2~3杯分の飲み切りサイズだ。これまで瓶入りスパークリングワインにハードルを感じていた人におすすめの商品となっている。

「ボッリチーニ」に合うコンビニメニュー

今回の説明会では、サマーワインに合うコンビニメニューが紹介された。同社輸入・カジュアルワイン事業部課長の椎木絵理氏と阪本琢哉氏、企画部スペシャリスト/シニアソムリエの柳原亮氏が、それぞれ実際に試したおすすめメニューだ。

左から、SWI輸入・カジュアルワイン事業部の椎木絵理氏と企画部の柳原亮氏

イタリアンなスパークリングワイン「ボッリチーニ」におすすめなのは、同郷の「ピザ」。フルーティさや優しい甘さが素材の味を引き立ててくれる。

他に、白にはチーズソースやホワイトソースの料理、枝豆やサーモンマリネがおすすめ。ロゼはサラミやハム、トマトソースパスタ、点心と相性が良いそうだ。

開缶のタイミングで、いつでも新鮮な泡が楽しめる「ボッリチーニ」は、少量なので一度に白とロゼを両方飲み比べることもできる。大人数で集まれないこんな時こそ、飲み切りサイズの本格スパークリングを楽しんでみてほしい。

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