2017年05月

「シャトー・メルシャン」のワイン3種が国際ワインチャレンジで金銀銅を受賞

メルシャンは2017年5月17日、同年4月21~22日にフランス・ボルドーで開催された「第41回 国際ワインチャレンジ」において、「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2012」が金賞を受賞したと発表した。他に、「同 北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫2015」が銀賞、「同 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫2015」が銅賞を受賞した。

国際ワインチャレンジは、フランスのボルドー地方で毎年開催されるワインコンクール。2017年大会で41回目を迎え、世界39カ国から4000点以上ものワインが出品された。

今回金賞を受賞した「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2012」は、長野県塩尻市の桔梗ヶ原地区で収穫したメルローを使った赤ワインだ。1985年に最初のヴィンテージが醸造されて以来、30年以上の歴史を持っている。

銀賞の「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫2015」、銅賞の「同 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫2015」は、千曲川の左右の岸に広がるぶどう畑で収穫したシャルドネを使用。千曲川は左岸と右岸で土壌が異なるため、それぞれ違った個性を持つワインが生み出されるという。

同大会でメルシャンの赤ワインが金賞を受賞するのは、2004年の「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 1999」以来、実に13年ぶりとなる。また、金銀銅の3つの受賞は、日本のワイナリーとしては最多となっている。

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「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー2012」が「第41回 国際ワインチャレンジ」にて金賞を受賞

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。