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サントリーワイン2022年事業方針説明会① ――2021年の実績とコロナ禍でのワイン需要
コラム

サントリーワイン2022年事業方針説明会① ――2021年の実績とコロナ禍でのワイン需要

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発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

サントリーワインインターナショナル(SWI)は2022年1月21日、「2022年事業方針説明会」を開催した。サントリーホールで行われた会見は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、前年同様オンラインでも配信された。

会見では、SWIの2021年実績やコロナ禍におけるワイン需要、2022年に計画されている取り組みや新商品について発表があった。本記事では、同社の2021年実績とコロナ禍で見られたワインユーザーの変化について取り上げる。

2021年のSWI実績と国内ワイン市場の推移

まず、SWI代表取締役社長の吉雄敬子氏から、2021年の同社実績と国内ワイン市場について説明があった。

サントリーワイン2022年事業方針説明会① ――2021年の実績とコロナ禍でのワイン需要

サントリーワインインターナショナル代表取締役社長 吉雄敬子氏

2021年SWI実績 海外国内ともに堅調

2021年のSWIの実績は、国内・海外を合わせた売上高が510億円で、前年比107%となった。そのうち、SWI国内単体と岩の原葡萄園、ファインズを合わせた国内合計は387億円、同100%となっている。国内合計の業態別構成比は家庭用と業務用が76:24。家庭用は前年比101%だったが、業務用は同97%となった。

国内ワイン市場推移、2021年は前年を下回る

2021年国内ワイン市場の推定は、金額ベースで前年比95%、数量ベースで同91%と前年を下回った。家庭用ワインに関しては、金額ベースで前年比97%だが、コロナ禍前の19年と比べると103%と増えている。業務用ワインは金額ベースで前年比89%、19年比では55%と大きく落ち込んだ。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、緊急事態宣言のもと、飲食店などに対して酒類提供の制限要請が出されたが、宣言期間が長引いたことが大きく影響していると見られる。

コロナ禍のワイン需要とユーザーの変化

同社によると、2年超におよぶコロナ禍の中で、家庭用ワインの購入者の動向に2つの変化があったという。

1つは、これまでワインをあまり飲まないとされてきた若年層の購入者が増えていることだ。2021年の家庭用ワイン購入者数はコロナ禍前の19年比で104%で、特に20~30代の若年層が19年比115%と伸張した。40代、50代もそれぞれ同101%、105%と伸びている。

サントリーワイン2022年事業方針説明会① ――2021年の実績とコロナ禍でのワイン需要

20~30代のワイン購入者が増えている(SWI資料より)

もう1つの変化として、高価格帯ワインの好調が挙げられる。2021年の家庭用ワインの価格帯別動向を見ると、2000円以上の「ファイン」が19年比119%、1200円以上2000円未満の「プレミアム」が同110%となっている(ボージョレ・ヌーボーを除いた国産および輸入スティルワインについて、購買データを基にした容量ベースの同社推定値)。

同社は高価格帯ワインが伸びた背景として、普段からワインを飲んでいる人が家時間を充実させようと、より高いランクのワインを求めるようになったこと、外食でお酒が飲めず、家飲みをするようになった人が、いつもより高いワインを買うようになったことなどを挙げている。

こうした状況から2022年は、プレミアム価格帯のワイン需要がさらに増えるよう活動していくとしている。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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著者 / 

ワインバザール編集部

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