Breaking News

ホテルテラスザガーデン水戸『ワインを愉しむ会 Vol.4』開催。銘醸地が育んだ、5つの個性。
【界 秋保】静かな渓谷美と仙台の美酒、響き合う音色に身を委ねる。宵闇に包まれ月を待ち、心潤う「宵月(よいづき)サロン」誕生
“プロの品質とプロの価格”の業務スーパーはワインも楽しい! 家飲みに使いやすい安うまワイン7選
ファウンド・ストーン シリーズに新ワイン登場!「ファウンド・ストーン ソーヴィニヨン・ブラン 2025」、「ファウンド・スト…
蔵直ワイン®専門店「ヴィノスやまざき」が提案する新しい夏のワイン体験 クラフトコーラ「日々乃(ひびの)コーラ」と楽しむ蔵直®…
明治屋、1757年創業のイタリア名門ブランド「チンザノ」の取り扱いを開始
【嬬恋プリンスホテル】標高1,100mの絶景テラスで愉しむ、夏のご褒美体験 ~夏季限定の特別なブランチ~
「メルシャン・ワインズ ダンデライオン レッド」・「メルシャン・ワインズ ダンデライオン ホワイト」、8月25日発売
北参道のビストロ「LE BISTRO」にて夏限定ワインフリーフローを8月31日まで期間限定でスタート。泡・ロゼ泡・白・ロゼ・…
最高峰「オマール・ブルー」と老舗シャンパーニュメゾン「アンリオ」が響き合う2日間。特別な夏のガラディナーを開催。
“新幹線のワイン”でおなじみ! 新たな挑戦を続けるキャセグレイン・ワインズ ~解説:オーストラリアのワイナリー
コラム

“新幹線のワイン”でおなじみ! 新たな挑戦を続けるキャセグレイン・ワインズ ~解説:オーストラリアのワイナリー

2
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

フランスなどのワイン伝統国に比べると歴史は浅いが、今や数多くの生産者がしのぎを削るオーストラリア。今回は、JR東海とパートナーシップを結び、新幹線の車内販売やキオスクでもそのワインが購入できる、キャセグレイン・ワインズ(Cassegrain Wines)を紹介する。

キャセグレイン・ワインズとは

シドニーから車で北に4時間ほど、ブリスベンへと続くパシフィックハイウェイ沿いのヘイスティング・リバーに拠点を置く、キャセグレイン ・ワインズ。

オーストラリアの中でもワインづくりに古い歴史を持つニューサウスウェールズ州で、産地の新たな価値を見出し、革新的な取り組みを積極的に行っており、同国のワイン界において高く評価されている。

キャセグレイン・ワインズの歴史

キャセグレイン・ワインズのあるヘイスティング・リバーでは、1837年にワインづくりが始まり、最盛期には30以上のワイナリーがあった。しかし、徐々に衰退していき、20世紀初頭にはワインの生産が途絶えてしまったという。そのヘイスティング・リバーをワインの産地として復活させたのが、キャセグレイン・ワインズのオーナー兼最高醸造責任者のジョン・キャセグレイン氏だ。

ジョン氏は、1950年代にフランスから家族と共にオーストラリアへと渡ってきた。もともとキャセグレイン家は、フランスで1643年からワインづくりをしてきた名家だ。そのため、ジョン氏にとってワインづくりは、幼い頃から身近なものだった。

オーストラリアに移住後、ジョン氏は1978年に、ワイン醸造学の名門ローズワーシー大学を卒業。その後、経験を積むために、フランス・ブルゴーニュのドメーヌ、ラ・フォリーヌで1年間ワインづくりに従事した。

帰国後、ヘイスティング・リバーの気候や土壌を研究したジョン氏は、海沿いの穏やかな気候がワインづくりに最適だと判断。1980年にキャセグレイン・ワインズを設立した。

設立1年目にしてキャセグレイン・ワインズは、「ロイヤル・シドニー・ワイン・ショー(現・Sydney Royal Wine Show)」で赤ワインの最高賞と、小規模生産者ワインの最高賞を獲得。その後も、国内外の多くの賞を受賞している。

ワインづくりに対する姿勢

キャセグレイン・ワインズでは、祖先がフランスで行ってきたワインづくりを重んじ、フランスの伝統とオーストラリアの最新技術を融合させて質の高いワインを生み出している。

ワイナリー設立後は、新しいぶどう品種や栽培方法などの開発に取り組み、それがヘイスティング・リバーのワイン産業復興につながっていく。また、ぶどう栽培では歓迎されない霜が発生するような冷涼な気候を持つ、ニューサウスウェールズ州南部のタンバランバでぶどうを栽培するなど、新たなワイン産地の開拓にも力を入れている。

さらにキャセグレイン・ワインズでは、化学肥料に頼らずハーブや鉱物で土壌を整えるなど、自然環境に配慮したぶどう栽培を行っている。

2020年にオーストラリアで発生した大規模山火事では、スモークテイント(煙汚染)の被害が起きた際に、ジョン氏の息子アレックス氏がその解決策を見出すために尽力。ジョン氏の後継者としてワイナリーで指揮を取っているアレックス氏は、ぶどう生産者やサプライヤー、調査会社など関係者と協力して、スモーク・テイントによる影響を最小限にとどめるために対応した。

そうしたことが評価され、2021年には、優れたワインメーカーやぶどう生産者を称える「ASVO Awards for Excellence」で、最高賞を授与された。

こうした自然との調和や、革新的な取り組みをするキャセグレイン・ワインズは、オーストラリアワイン界において一目置かれた存在になっている。

おすすめワイン5選

キャセグレイン・ワインズは、日本ではJR東海と提携しており、新幹線の車内販売で目にしたという人も多いだろう。

ワインには、「リザーブ」「エディション・ノワール」「ホワイトレーベル」「シーズンズ」「ストーンサークル」といったシリーズがある。その中から、日本で購入できるおすすめワインを紹介する。

キャセグレイン・ワインズ リザーブシラーズ

「リザーブ」シリーズは、キャセグレイン・ワインズの看板とも言えるワイン。ラベルには、創設者であるジョン氏の署名が記載されている。チョコレートのような甘く濃厚な香りとベリーの味わいを持ち、口当たりが非常に滑らかなワイン。

品種:シラーズ
タイプ:赤
参考小売価格:2890円(税込)

キャセグレイン・ワインズ ストーンサークル クラシック 赤/白

東海道新幹線内で販売されている、ロングセラー商品。赤・白とも、オーストラリア南東部で栽培した高品質のぶどうをバランスよくブレンドしている。

品種:赤 シラーズ、ヴィオニエ/白 シャルドネ、セミヨン主体
タイプ:赤/白
参考小売価格:各187ml・24本入り 9990円(税込)

キャセグレイン・ワインズ STCプレミアムシラーズ・ヴィオニエ

「ストーンサークル(STC)」シリーズは、普段の食事とともに楽しめる手頃な価格のデイリーワインだ。「シラーズ・ヴィオニエ」は、黒ぶどう品種のシラーズに白ぶどう品種のヴィオニエをブレンド。口当たりは滑らかで、ベリー系の果実の味わいを楽しめる。

品種:シラーズ、ヴィオニエ
タイプ:赤
参考小売価格:1790円(税込)

キャセグレイン・ワインズ ストーンサークル スパークリング ロゼ

イチゴやかんきつ類を感じさせる香りと、爽やかな後味が特徴。エレガントな口当たりで深みがあり、食前酒としても楽しめる。

品種:ピノノワール、サンジョヴェーゼ、シャルドネ、セミヨン
タイプ:ロゼスパークリング
参考小売価格:1990円(税込)

キャセグレイン・ワインズ シーズンズ サマー ソーヴィニヨンブラン

「シーズンズ」シリーズは、その名の通り四季に合った味わいのワイン。このワインは、パッションフルーツの香りを特徴とし、爽やかな酸味を感じられる。

品種:ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ:白
参考小売価格:1890円(税込)

東海道新幹線の車内販売では、187mlのミニボトルでキャセグレイン・ワインズのワインを提供している。また、JR東海のオンラインショップでは、ミニボトルの他にも、通常の750mlボトルも販売している。旅のお供に、また気軽に楽しめるデイリーワインとして、楽しんでみてはいかがだろうか。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

ワインバザール編集部

世界各国のワインに関するニュースやコラムなどを配信していきます。

カテゴリー