Breaking News

【自由が丘・川崎で満員】都市型ワインづくりが駒沢へ KOMAZAWA Park Quarter屋上で、2027年度・第1期苗木オーナー20組を限定募集
富山・魚津の風土を一夜のコースに。KANATA WINERYのワイン6種×富山食材のペアリングディナーを11月11日開催
Nasu 661 WINE HILLS「ワイン=ブドウ」を超えて 那須御用邸の麓、ブルーベリーと里山の丘
2026年11月3日(火・祝)に開催される『AJUワインフェスタin多治見修道院』のチケット発売を「チケットペイ」にて販売開始
20〜30代が支持、発売1週間で完売。日本ワインを“体験する”メーカーズディナー付きセット ― 山梨・勝沼で開催、メディア10社を無料招待
ゆず×白ワインの新しい体験「メルシャン 酸化防止剤無添加※1ワイン」スタンダードシリーズ初の限定品「メルシャン 酸化防止剤無添加ワイン ゆず香る白」発売
WineBank CLUB、1周年を機に利用可能店舗を6店舗へ拡大
北海道余市町:「余市町感謝祭2026」9/27(日)開催!ふるさと納税でドメーヌタカヒコ等の希少ワインを提供。
【リゾナーレ八ヶ岳】昨年は延べ5,000人が来場!今年はEXILE SHOKICHI氏が登壇する1日限りのトークセッションも。山梨ワイン約200銘柄と出会う「八ヶ岳ワインフェスタ2026」開催
ワイン生産量の日本一は神奈川?山梨? 国税庁の数字で確かめました
サン・テミリオン地区の格付けシャトーがつくる、こだわりの日本未上陸ワイン「シャトー・デ・バルド」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート②
コラム

サン・テミリオン地区の格付けシャトーがつくる、こだわりの日本未上陸ワイン「シャトー・デ・バルド」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート②

26
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

ボルドーワイン委員会(CIVB)は2024年4月17日、東京都渋谷区の代官山 蔦屋書店で「Undiscovered 2024」を開催した。

サン・テミリオン地区の格付けシャトーがつくる、こだわりの日本未上陸ワイン「シャトー・デ・バルド」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート②

「Undiscovered 2024」の会場となった、代官山 蔦屋書店

このイベントは、ボルドーワインの知られざる魅力を伝えるために、CIVBが2024年に開始した新プロモーション「Re BORDEAUX」の第1回目となった。日本未輸入のボルドーワイン60種と、ボルドーワインの“今”を代表する厳選50種の試飲・商談会が行われ、ボルドーの各地区から6人の生産者も来日。自らのシャトーおよび地区のワインを披露した。

今回は、来日した生産者の中から、シャトー・ブティス(Château Boutisse)を紹介する。

シャトー・ブティスとは

シャトー・ブティスは、フランス・ボルドー地方の銘醸地サン・テミリオン地区のサン・クリストフ・デ・バルド村にある。1996年にミラード家が買い取った25haのシャトーで、サン・テミリオン地区のグラン・クリュ・クラッセ(特別級)に格付けされている。

2005年からはミラード家4世代目のマルク・ミラード氏が運営し、サステナビリティの実践を重視する自身の哲学をワインづくりに注いでいる。その成果もあって、畑は2018年からフランス農業・食料省が管轄する環境認証のHVE(Haute Valeur Environnementale、環境価値重視)のレベル3を取得し、2020年からは有機栽培に転換している。

シャトー・ブティスのおすすめワイン

試飲・商談会では、来日したマルク・ミラード氏に話を伺った。

サン・テミリオン地区の格付けシャトーがつくる、こだわりの日本未上陸ワイン「シャトー・デ・バルド」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート②

シャトー・ブティスのオーナー、マルク・ミラード氏(左)と、醸造家のフランソワ・ボワレ氏(右)

――ワインづくりで工夫していることは?

ワインの向こうにある“人”の存在を、ワインで表現するよう心がけています。土壌を観察してその状態を理解し、環境保全や有機栽培の問題も含めて、よりよい栽培をするために努力しています。

ぶどうは手摘みで収穫し、細心の注意を払って選果しています。醸造の過程では、ワインが酸素となるべく触れ合わないようにする、嫌気(けんき)性発酵に取り組んでいます。醸造後は、小さなステンレス・スチール製タンクでロット(区画)ごとに熟成させます。熟成に使用する槽は、ステンレスとコンクリート製が70%、木樽が30%です。

最近のボルドーでは、フレッシュさや果実味のあるワインが主流です。ぶどうを尊重し、木樽は内側を軽く焼いたライトトーストのもののみを使用して、樽の個性を出しすぎず、よりピュアなワインをつくるようにしています。

――おすすめのワインを教えてください。

シャトー・ブティスでは、2種類のワインをつくっています。ファーストラベルは「シャトー・ブティス」ですが、今回おすすめしたいのは、セカンドラベルの「シャトー・デ・バルド(Château des Bardes)」です。2023年にオーガニック認証を取得しました。

ぶどうを除梗せずに発酵させる全房発酵により、スパイシーでフローラルな香りを出しています。また、木樽の内側を軽く焼くことにより、バニラの香りが出てきます。

――「シャトー・デ・バルド」はどんな味わいでしょうか。

爽やかかつエレガントなワインで、モカや甘いスパイスなどの濃厚な香りと、しっかりとしたタンニンが感じられます。また、ブラックチェリーとバニラの風味があり、余韻も長く楽しめます。

熟成によって、さらなる良さが出るワインです。収穫した年の5年後ぐらいが飲みごろです。

サン・テミリオン地区の格付けシャトーがつくる、こだわりの日本未上陸ワイン「シャトー・デ・バルド」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート②

「シャトー・デ・バルド 2019」
タイプ:赤
品種:メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カベルネ・フラン5%

【関連記事】
進化し続けるボルドーの白ワインを、ソムリエの石田博氏が解説! 「Re BORDEAUXマスターセミナー」レポート①
先進技術を取り入れ、“量より質”を目指すボルドーの赤ワイン。ソムリエの石田博氏が解説する「Re BORDEAUXマスターセミナー」レポート②
自然への敬意と女性ならではの感性でつくる。日本未上陸ワイン「プルミエ・ド・シャトー・フォンタラビ」 ~「Undiscovered 2024」試飲・商談会レポート①

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

菅沼 佐和子

おもに旅行の書籍やウェブサイトの制作に携わる編集者兼ライター。世界各地を旅するうちに、ワインに出会い興味をもつ。好きなワインはポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ。

カテゴリー