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90 PLUS WINE CLUBは2022年6月30日、アメリカ・カリフォルニア州のナパ・バレーで初となる、甲州を使ったワイン「Napa Valley Koshu ワイン」が誕生したと発表した。カリフォルニアで発生した大規模な山火事後に育てられた甲州を使用し、初めてつくられたワインとなる。

2017年10月にカリフォルニアで発生した山火事は、ワインの産地であるナパ・バレーにも及んだ。同地で育てられていた約400本のカベルネ・ソーヴィニヨンはそのほとんどが焼け焦げたが、根と本体の一部は幸運にも生き残っていたという。
復旧に取り組んでいた際、カリフォルニア⼤学デービス校に、⽇本の宮崎⼤学から送られた甲州の苗が保管されているという情報を得たという。そこで、焼け焦げたカベルネ・ソーヴィニヨンを諦め、アメリカではほとんど無名の品種 “Koshu”を接ぎ木し、育てることとなった。
こうしてスタートした“Napa Valley Koshu”プロジェクトは、2021年に実を結ぶ。宮崎⼤学からカリフォルニア大学デービス校に甲州が送られてから95年もの時を経て、1トンという少ない量ではあったが、初の甲州を収穫することに成功。まさに、⼭⽕事がもたらしてくれた奇跡の贈り物といえる。

こうして誕生した「Napa Valley Koshu ワイン」は、⾊、⾹り、⾵味とも、⽇本の甲州ワインとは⼀味違う、別の品種のように⽣まれ変わっている。シャルドネとソーヴィニヨン・ブランという、⽩ワインの⼆⼤品種に次ぐ品種になるかもしれないと、新しいワイン品種の誕⽣に期待が寄せられている。
ナパ・バレー産の甲州を使ったワインは、500本ほど生産。カリフォルニアのワイナリー、Kazumi Winesが所有している。
<関連リンク>
<New Wine> 95年の年月を超え「ナパ・ヴァレー・甲州」が誕生
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この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。
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