Breaking News

ワイナリーレストラン・サンクゼール、信州の秋の恵みを味わう季節限定メニューを10月1日より提供開始
【自由が丘・川崎で満員】都市型ワインづくりが駒沢へ KOMAZAWA Park Quarter屋上で、2027年度・第1期苗木オーナー20組を限定募集
富山・魚津の風土を一夜のコースに。KANATA WINERYのワイン6種×富山食材のペアリングディナーを11月11日開催
Nasu 661 WINE HILLS「ワイン=ブドウ」を超えて 那須御用邸の麓、ブルーベリーと里山の丘
2026年11月3日(火・祝)に開催される『AJUワインフェスタin多治見修道院』のチケット発売を「チケットペイ」にて販売開始
20〜30代が支持、発売1週間で完売。日本ワインを“体験する”メーカーズディナー付きセット ― 山梨・勝沼で開催、メディア10社を無料招待
ゆず×白ワインの新しい体験「メルシャン 酸化防止剤無添加※1ワイン」スタンダードシリーズ初の限定品「メルシャン 酸化防止剤無添加ワイン ゆず香る白」発売
WineBank CLUB、1周年を機に利用可能店舗を6店舗へ拡大
北海道余市町:「余市町感謝祭2026」9/27(日)開催!ふるさと納税でドメーヌタカヒコ等の希少ワインを提供。
【リゾナーレ八ヶ岳】昨年は延べ5,000人が来場!今年はEXILE SHOKICHI氏が登壇する1日限りのトークセッションも。山梨ワイン約200銘柄と出会う「八ヶ岳ワインフェスタ2026」開催
数十年後、もっと大きくなっている? ワイングラスの容量は約300年で7倍近くに増えていたと判明
コラム

数十年後、もっと大きくなっている? ワイングラスの容量は約300年で7倍近くに増えていたと判明

19
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

私たちがワインを飲むときに使うワイングラス、大きめのものを用意している人もいれば、小さめのものを好む人もいるだろう。

そんなワイングラスのサイズだが、昔は今よりずっと小さなグラスを使っていたことがケンブリッジ大学の研究チームによる調査から明らかになった。ワイングラスの平均的な容量は、1700年代から300年間でおよそ7倍になっていたという。ここ10年ほどに限っても、7.7%ほど増えていたようだ。

研究チームは、1700年から2017年までにイングランドで利用/販売された411種類のワイングラスを収集。容量やステム、フットなどの各部位の寸法を計測した。

次のグラフは、ワイングラスの容量(縦軸)と製造年(横軸)をプロットし、平均値(黒線)を算出してグラフ化したものだ。

数十年後、もっと大きくなっている? ワイングラスの容量は約300年で7倍近くに増えていたと判明

同調査によると、1700年代には66mlであったワイングラスの平均容量は、2000年代にはおよそ7倍となる417mlまで増加した。さらに2016~17年には平均容量が449mlまで増えたことが分かった。

上昇傾向は1990年代以降から顕著となり、グラフでも1990年代に入ってから平均値を示す黒線の傾きが急になっている。

ワイングラス大型化の背景には、さまざまな要因があるという。例えば、1746年にはグラス税が課され、製造業者が小型のグラスを作ることになっていた。他にも18世紀後半に始まったワイングラス製造工程の機械化、17世紀後半に開発された鉛ガラスなどの技術革新も背景にあるという。さらに20世紀に入り市場規模が急速に拡大し、さまざまな種類のワインが販売され、広く親しまれるようになったことも大きな要因であると分析している。
数十年後、もっと大きくなっている? ワイングラスの容量は約300年で7倍近くに増えていたと判明
一方、イングランドのアルコール消費量とその内訳は、社会的/経済的要因によってこの300年間で大きく変化した。

20世紀後半まではビールやスピリッツなどがアルコール消費量の大半を占め、ワインは一部の富裕層向けだった。しかし近年のワインの低価格化や、さまざまな販売会社によるマーケティングにより、ワインを取り巻く環境は大きく変化した。スーパーマーケットやデパートで手頃にワインを購入できる環境が整うにつれて、中流階級層などによるワイン消費量は飛躍的に増加した。

イングランドにおいて1960~80年までの間にワイン消費量は4倍に増加し、1980~2004年にかけてさらに倍増したという。「ワインを1度にたくさん飲みたいから容量を大きくした」とは限らず、「ワインに空気を含ませやすいように」「香りが立ちやすいように」といった理由もあってワイングラスの大型化は進んできたのだろうが、ワイン消費量の大幅な増加に関してワイングラスのデザイン、特にグラスの大きさが深く関与している可能性があるという。

なお、このデータはイングランドのみのデータであり、他の国でも同様の傾向がみられるかは不明としている。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

ワインバザール編集部

世界各国のワインに関するニュースやコラムなどを配信していきます。

カテゴリー