Breaking News

ホテルテラスザガーデン水戸『ワインを愉しむ会 Vol.4』開催。銘醸地が育んだ、5つの個性。
【界 秋保】静かな渓谷美と仙台の美酒、響き合う音色に身を委ねる。宵闇に包まれ月を待ち、心潤う「宵月(よいづき)サロン」誕生
“プロの品質とプロの価格”の業務スーパーはワインも楽しい! 家飲みに使いやすい安うまワイン7選
ファウンド・ストーン シリーズに新ワイン登場!「ファウンド・ストーン ソーヴィニヨン・ブラン 2025」、「ファウンド・スト…
蔵直ワイン®専門店「ヴィノスやまざき」が提案する新しい夏のワイン体験 クラフトコーラ「日々乃(ひびの)コーラ」と楽しむ蔵直®…
明治屋、1757年創業のイタリア名門ブランド「チンザノ」の取り扱いを開始
【嬬恋プリンスホテル】標高1,100mの絶景テラスで愉しむ、夏のご褒美体験 ~夏季限定の特別なブランチ~
「メルシャン・ワインズ ダンデライオン レッド」・「メルシャン・ワインズ ダンデライオン ホワイト」、8月25日発売
北参道のビストロ「LE BISTRO」にて夏限定ワインフリーフローを8月31日まで期間限定でスタート。泡・ロゼ泡・白・ロゼ・…
最高峰「オマール・ブルー」と老舗シャンパーニュメゾン「アンリオ」が響き合う2日間。特別な夏のガラディナーを開催。
“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)
コラム

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

2
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

サントリー ワインカンパニーは2023年7月18日、同社の田町オフィスにて「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(Decanter World Wine Awards:DWWA)2023」受賞ワインを楽しむ会を開催した。

今回の受賞ワインを楽しむ会では、同社ワイナリーワイン事業部部長 宮下弘至氏から、日本ワインブランド「FROM FARM」のコンセプトを踏まえた重要戦略の1つ“甲州戦略”について話があった。また、サントリー登美の丘ワイナリー栽培技師長 大山弘平氏からは、同社の受賞ワインの品質に大きく貢献した甲州ぶどうの栽培状況や甲州ぶどうの可能性をさらに広げるための新たな産地での取り組みが語られた。

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

サントリー登美の丘ワイナリー栽培技師長 大山弘平氏

前編となる本記事では、DWWA2023の受賞ワインと、同社の甲州戦略において各受賞ワインが担う役割について紹介する。

「サントリーにワイナリーがあることを知らなかった」

2022年9月、同社は日本ワインの新ブランド「SUNTORY FROM FARM」を立ち上げた。日本ワインのポートフォリオを刷新するに当たり、サントリーの日本ワインのイメージについてユーザーにアンケート調査したところ、「サントリーにワイナリーやぶどう畑があることを知らなかった」「ビールやペットボトル飲料と同じラインで製造していると思っていた」というコメントが少なからずあったそうだ。

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

同社は、100年以上前からぶどう畑と向き合ってワインづくりをしてきた歴史を持つ。水を育む自然環境全体を大事にしていること、ぶどう畑を土づくりからやってきたつくり手の思いや姿勢をお客様に正面から届けたい――。「SUNTORY FROM FARM」には、そんな思いが込められている。

DWWA2023でプラチナ賞を受賞

DWWAは、イギリスのワイン専門誌『デキャンター(Decanter)』が開催する世界最大級のワインコンペティションだ。

2023年の結果は6月7日に発表された。サントリーのワインは、今回日本から出品されたワインの中で最高位となるプラチナ賞を日本ワインで唯一受賞したほか、金賞以下各賞も獲得している。

受賞ワインの紹介

・プラチナ賞
「SUNTORY FROM FARM 登美の丘 甲州 2021」

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

ぶどう品種:甲州100%
色・味わい:白・辛口
参考小売価格:オープン価格

同ワインは、2023年9月12日に数量限定で発売される。夏みかんやはっさくなど和のかんきつ香に、かすかに白い花やリンゴの香りが感じられる。パン生地のようなうま味と凝縮感があり、すっきりした果実味と酸味のバランスが取れた白ワインだ。

・金賞
「SUNTORY FROM FARM ワインのみらい 立科町 甲州 冷涼地育ち 2021」

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

ぶどう品種:甲州100%
色・味わい:白・辛口
参考小売価格:オープン価格
※2023年7月現在、サントリー登美の丘ワイナリーとオンラインショップ、長野県内の酒販店などで販売中

立科町は長野県の産地で、冷涼な気候のため、山梨県産とは別の魅力を持つ甲州ぶどうが実る。冷涼地の甲州ならではの、十分な凝縮感と爽やかなかんきつの香りを両立させた、エレガントなワインとなっている。

・銀賞
「SUNTORY FROM FARM 甲州 日本の白 2020」
「SUNTORY FROM FARM ワインのみらい 高山村シャルドネ キュベスペシャル2021」
「SUNTORY FROM FARM 登美の丘 プティ・ヴェルド 2020」

受賞ワインが担う、“甲州戦略”3つの方向性

先述した通り、同社の日本ワイン戦略の中で、甲州戦略は重要な戦略と位置付けられている。同社は甲州の産地を広げており、収穫量を2021年の33tから2030年には297tと10倍近くまで増やす計画だ。

“甲州戦略”を体現するワインがプラチナ賞、金賞を受賞 ――サントリー「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」受賞ワインを楽しむ会(前編)

今回のDWWA2023でプラチナ賞、金賞を受賞したワインと銀賞3本のうちの1本は、甲州を使ったワインだ。宮下氏によると、受賞ワインは同社が目指す甲州戦略の3つの方向性を具現化したものになっているという。

プラチナ賞受賞の「SUNTORY FROM FARM 登美の丘 甲州 2021」は、世界に誇る最高品質の甲州を目指す同社の取り組みを表わしている。

金賞の「SUNTORY FROM FARM ワインのみらい 立科町 甲州 冷涼地育ち 2021」は、産地の可能性を広げるという甲州栽培の挑戦を示し、銀賞の「SUNTORY FROM FARM 甲州 日本の白 2020」は、同社の甲州ワインでは最も生産数量が多く、日本の料理にマッチする甲州の魅力をより多くのユーザーに届ける役割を担っている。

後編では、甲州ぶどうの魅力をさらに引き出すための同社の取り組みや、新しい産地について紹介する。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

ワインバザール編集部

世界各国のワインに関するニュースやコラムなどを配信していきます。

カテゴリー