コラム

日本に来るべくしてやってきたオーストラリアのオーガニックワイン「Freedom Red 2015」

   

オーストラリアのつくり手・ロズネイ(ROSNAY)が手掛けたオーガニック赤ワイン「Freedom Red」が、日本でも購入できるようになる。国内での販売元はMANGOSTEEN。Freedom Red以外に、ロズネイがつくり上げたワイン5種類も販売する。

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ヴィンテージ:2015年
アルコール度数:14%
ぶどう品種:シラーズ80%、ムールヴェードル20%
味わい:辛口、フルボディ

エチケットに描かれているのは現地のトキ

エチケットに描かれているのは現地のトキ

ロズネイはオーストラリアで注目されているオーガニックワインのつくり手。2012年にはオーガニックに特化したワインづくりが評価され、豪ニューサウスウェールズ州第一次産業省より、オーガニック・パイオニア・アワードを受賞した。

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Freedom Redはフローラルな香りの中にダークチェリーのような果実味があり、クリーンでスムーズな口当たり。スパイシーなシラーズと締まったタンニンが温かみを感じさせてくれる。ソルティなオリーブと相性がいい。

18℃程度に冷やして飲むのもオススメで、冷やすとシーフードとの相性も良い。温度で変わる表情を楽しめるのも魅力だ。

オーガニックワインの品質を守るために農場の管理をしているサム・ステッサム氏。お気に入りのワインに、Freedom Redを挙げている

オーガニックワインの品質を守るために農場の管理をしているサム・ステッサム氏。お気に入りのワインに、Freedom Redを挙げている

ちなみに2015年のFreedom Redはすべて日本向けに出荷されたため、現地では手に入らないという。

ロズネイのこだわり

Freedom Redをつくったロズネイは、家族経営のワイナリーだ。

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「ロズネイ」という名前は、フランスのボジョレーでぶどう栽培をしていた祖父の名前にちなんだものだという。

より良い土壌や気候を求め、オーストラリアでワイナリーを立ち上げたステッサム夫妻。現在は3人の息子(サム、ニック、オリバー)らと共に、豊かな自然の中で繊細なオーガニックワインづくりに挑戦している。

ぶどうを虫から守るのは、農場の周りに生息している数多くの鳥たち

ぶどうを虫から守るのは、農場の周りに生息している数多くの鳥たち

ぶどう栽培のこだわりについてサム・ステッサム氏は、「いいぶどうができると、いいワインができる。そうではないと、添加物の力を借りなくてはいけなくなる」とコメントしている。

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ロズネイではワインに加える添加物を、基準の半分程度に抑えているそうだ。

ロズネイから他にも5種類のワインが上陸

Freedom Redを含めたロズネイのオーガニックワイン6種類を販売するのは、東京都世田谷区に拠点を構えるMANGOSTEENだ。

ロズネイからやってくる他の5種類のワインがこちら。オーストラリア政府が公認するオーガニック認定機関のひとつで、オーストラリアで最も信頼性が高いとされているオーストラリアOFC(オーガニックフードチェイン)認証を取得している。

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《Sparking Rose 2011》

ベリー系の果実味やフローラルな香りがきめ細かい泡とともに味わえる柔らかな1本。女子会やパーティーに合うのはもちろん、爽快でドライな味わいなので食前酒としても使えるスパークリングワインだ。

サム・ステッサム氏の妻・シモーヌさんオススメの1本

サム・ステッサム氏の妻・シモーヌさんオススメの1本

アルコール:11.5%
ぶどう品種:シラーズ80%、セミヨン40%
味わい:辛口、ミディアムボディ

ブルーチーズとよく合うのが、シモーヌさんのお気に入りポイントだという。

《Vintage Sparking 2012》

早期収穫されたシャルドネでつくられたスパークリングワイン。天然の酸味と青リンゴのような風味は、食前酒として幅広く受け入れられそうだ。

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アルコール:11.5%
ぶどう品種:シャルドネ90%、セミヨン10%
味わい:中辛口、ミディアムボディ

《Triple Blend 2011》

ロズネイの代表格とも呼べるワイン。雨不足に悩まされる年が多かったものの、2011年は程よい降雨があり、優れたワインができたという。

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アルコール:14%
ぶどう品種:シラーズ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロー20%
味わい:辛口、ミディアムフル

デリケートでエレガントなアロマ、丸みを帯びた飲み口、控えめなタンニンが楽しめる。

《Cabernet 2012》

鮮やかな果実味と後に残るアロマを楽しめるスパイシーなワイン。

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アルコール:13.5%
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン86%、シラーズ14%
味わい:辛口、ミディアムフル

オーク樽による香り付けよりもぶどうの個性にこだわってつくられた。優雅で洗練されたカベルネに、シラーズがスパイシーさをプラスしており、フレッシュで飲みやすい1本だ。

《Blanc 2013》

日本食によく合う白ワイン。

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アルコール:12.9%
ぶどう品種:シャルドネ60%、セミヨン40%
味わい:辛口、ミディアムボディ

クリスピーな酸味や果実味、そしてセミヨンのミネラルがクリーンな印象を残す。寿司と一緒に味わってもおもしろそうだ。

ロズネイのワインを日本で販売するMANGOSTEEN

ロズネイのワインを日本で販売するMANGOSTEENは、これまで安全で新鮮な農産物を提供しようと熊本県・菊池市の食材などを扱ってきた。

同社にとってワインを取り扱うのは、ロズネイが初めて。最初のワインとしてロズネイを選んだのは、実際にワインづくりをしている様子を目にして、その丁寧さとこだわりに魅了されたからだという。

MANGOSTEENの代表・齋藤大典さん

MANGOSTEENの代表・齋藤大典さん

2016年10月6日にMANGOSTEENで開催されたロズネイワインの試飲会では、ロズネイこだわりのオリーブや干しぶどうなども振る舞われ、いずれも丁寧につくられたのが伝わってくる逸品ばかりだった。

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国内販売の詳細については、近日中にMANGOSTEENから発表される予定。2017年2月には、MANGOSTEENが経営する飲食店でも気軽にロズネイのワインが飲めるようになるそうだ。

MANGOSTEEN

ぬくもりが伝わってくるロズネイのワイン。手に取る機会を楽しみにしていてほしい。

(画像提供:ROSNAY ORGANIC、MANGOSTEEN)

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