2017年07月

「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニョン ブラン ヌーヴォ」など、南半球の新酒を発売

「ヌーヴォー」と言えば、毎年11月に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」が有名だが、それに先行して発売されるヌーヴォーがある。成城石井は2017年7月13日、チリや南アフリカなど、南半球の国のヌーヴォーを発売すると発表した。同7月15日にチリの「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニョン ブラン ヌーヴォ 2017」、同年7月21日に南アフリカの「イムブコ シュナンブラン ヌーヴォ 2017」、同年8月上旬にチリの「イスラ・デ・マイポ カベルネ ソーヴィニョン ヌーヴォ」の販売を開始する。

北半球では通常、9~10月ごろに収穫したぶどうを醸造し、1カ月に満たない短い期間で熟成を終え、新酒(ヌーヴォー)として出荷する。南半球では収穫の季節が2~4月ごろになるため、6~7月にかけて新酒が出荷される。

成城石井では今回、“世界で最も早いヌーヴォー”として、チリと南アフリカから3種のワインを発売する。南半球の国では新酒を楽しむ習慣があまりなく、同社がチリや南アフリカのワイナリーに掛け合って、「ヌーヴォー」として特別に醸造したものになるという。

3種とも単一のぶどう品種でつくられているため、それぞれの土地の特徴を生かした味わいが楽しめる。

南半球のヌーヴォー3種は、全国の成城石井(酒類取り扱い店舗)とオンラインショップ「成城石井.com」で販売する。また、成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」で、グラス1杯680円で味わうこともできる。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。