2018年03月

満月の日に収穫したぶどうでつくるスパークリングワイン「瑶」「信」が日本初上陸

満月の日に収穫したぶどうのみを使ってつくられたワインが、日本で初めて発売される。エフォートフューチャーは2018年3月15日、クラウドファンディングサイト「Makuake」において、“月でつくった”スパークリングワイン「瑶(たま)」「信(のぶ)」の販売を開始した。

引用:Makuake

「瑶」「信」は、イタリアのワイナリー「カステッロ・ディ・ルッツァーノ」が手掛ける赤・白のスパークリングワインだ。有機農法の一種である「バイオダイナミック農法」によって栽培されたぶどうを使用し、日本の料理に合うようにつくられているという。

引用:Makuake

バイオダイナミック農法とは、肥料を使わずに、土壌や植物、動物などとの相互作用を生かしながら農作物を育てる手法のこと。特に、太陽暦や占星術に基づく“農業暦”に従って栽培を行うという特徴があり、宇宙のエネルギーを利用しているとも言われる。

「瑶」「信」は、このバイオダイナミック農法に加え、満月の日に手摘みで収穫したぶどうのみを使用してつくられる。瓶詰めなども、月の満ち欠けに合わせて行われているという。今回のMakuakeでのプロジェクトは、カステッロ・ディ・ルッツァーノにほれ込み、現在も同ワイナリーでワインづくりに取り組む日本人女性が発案。その背景には、自然の力でつくられる体に良いワインを日本へも広めたいという思いがあるという。

引用:Makuake

コースは8970~6万9000円までの9コース。赤ワインの「瑶」、白ワインの「信」がそれぞれ1本から購入できるコースや、「瑶」「信」がセットになったコースなどを用意している。

<関連リンク>
月で創った大人のワイン「瑶(たま)」と「信(のぶ)」が日本初上陸!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。