コラム

2019年、ボジョレー・ヌーボーを味わうイベント5選! ~ 都会の“ワインガーデン”からワイン友達ができる交流イベントまで

本場フランスよりも、日本の方が盛り上がりを見せると言われる、ボジョレー・ヌーボー。毎年11月の第3木曜日に解禁されることが決まっているが、2019年は11月21日に解禁日を迎える。

ボジョレー・ヌーボーの解禁と言えば、ワイン業界ではクリスマスやハロウィンに匹敵する一大イベントだ。毎年、それに合わせて日本各地でさまざまなワインイベントが開催されている。

その中身はイベントごとに異なり、オープンテラスの“ワインガーデン”からワイン友達ができる交流イベント、ソムリエによるワイン講義付きのテイスティング会など、より取り見取りだ。

「今年はどうやってボジョレー・ヌーボーを楽しもうか」と、迷っている人もいるだろう。そんな人のために、東京都内で開催されるおすすめイベント5件をピックアップした。

ネオ屋台村 ボジョレーナイト 2019/東京国際フォーラム

都会の真っただ中で、自然の木々に囲まれながらボジョレー・ヌーボーを楽しみたい人におすすめなのが、丸の内にある東京国際フォーラムの地上広場で開催される「ネオ屋台村 ボジョレーナイト 2019」だ。



このイベントでは、ビアガーデンでビールの代わりにボジョレー・ヌーボーが提供され、まさに“ワインガーデン”と言えるだろう。色とりどりの8台のキッチンカーが出店し、ワインに合うさまざまな料理を提供する。

開催日当日は、若手演奏家による金管五重奏がライブで演奏される。緑豊かな地上広場で、音楽をバックに心を癒されながら、ボジョレー・ヌーボーと食事を楽しめる。

解禁日の11月21日に開催されるため、いち早くボジョレー・ヌーボーを味わえる。また、先着100人に、乾杯用のグラスワインが無料でプレゼントされる。

【開催日時】
2019年11月21日(木)17:45~22:00
※乾杯用ワイングラスの整理券配布は17:20から。

【場所】
東京国際フォーラム地上広場
(東京都千代田区丸の内3-5-1)

【料金】
グラス1杯300円、ボトル1本2300円

【イベント情報URL】
https://www.t-i-forum.co.jp/visitors/stall/

※「BEAUJOLAIS NIGHT」出店予定のメニューイメージ

2019年 ボジョレー・ヌーヴォーを楽しみ尽くすワイン会/viva wine

解禁日直後の休日に、ゴージャスでおしゃれなワインバーでボジョレー・ヌーボーを飲みながら盛り上がりたい――。そんな人におすすめなのが、viva wineが主催するこのイベントだ。解禁日直後の祝日となる11月23日に開催される。

このイベントでは、ボジョレー・ヌーボー唯一の公式コンクール「リヨン杯」受賞ワインのほか、樹齢40年以上の古樹のぶどうを使用したワインや自然派ワインなど7種類のボジョレー・ヌーボーを飲み比べできる。

また、白ワインやロゼも飲みたいという人には、100%シャルドネでつくられた白ワインのヌーボーや、リヨン杯で最高金賞を受賞したロゼのヌーボーも用意している。

会場となるワインバー「カルムネール 表参道」は、7万粒以上のクリスタルが壁一面に輝き、エレガントで大人の雰囲気を醸し出している。上品な空間でボジョレー・ヌーボーを味わいたい人は、ぜひ参加してみてほしい。

【開催日時】
2019年11月23日(土)19:00~21:00
※受付は18:50から。

【場所】
カルムネール表参道
(東京都渋谷区神宮前4-4-7 B1F)

【料金】
8000円

【イベント情報URL】
http://wineprty.jp/2019-11-23/

解禁翌日、ボジョレー・ヌーヴォー解禁に便乗してフランスの銘醸ワインを楽しむワイン会/TOKYO WINE PARTY

解禁日当日のパーティーには参加できないが、翌日にはボジョレー・ヌーボーでワイワイと楽しみたいという人には、こちらのイベントがおすすめだ。

このワイン会の特徴は、ボジョレー・ヌーボーが味わえるだけではないということ。参加者は、フランス全土から集められたさまざまな銘醸ワインを含め、計10種類のワインを堪能できる。

提供されるワインは、ボジョレー・ヌーボーが4種類、フランス産の銘醸ワインが6種類。食事はイタリアンが提供される。

立食パーティー形式のため、参加者同士の交流も楽しめる。連絡先の交換も可能なので、ワイン仲間をつくりたい人にはもってこいのイベントだ。

初対面の人同士が会話しやすいように、主催者側がアイスブレイクによって場を和ませてくれるため、ワインパーティー初心者でも安心して参加できる。

【開催日時】
2019年11月22日(金)20:00~22:00
※受付は19:30からで、遅れても参加可能。

【場所】
RISTORANTE AL KENTRE(リストランテ アル ケントーレ)
(東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル10F)

【料金】
8000円

【イベント情報URL】
https://enjoywine.jp/event/13904

ボジョレー・ヌーヴォー・パーティー 2019/ヴァンパッシオン

「飲み比べるなら数が大事!」という人には、「ボジョレー・ヌーヴォー・パーティー 2019」がおすすめだ。このイベントでは、主催者のヴァンパッシオンが厳選した約12種類のボジョレー・ヌーボーが味わえる。

12種類のワインには、5000円ほどの高級品も含まれる。会場は青山のフレンチビストロ「レスアルカーナ青山」で、一流シェフの提供する料理とボジョレー・ヌーボーのマリアージュを堪能できる。

イベント内で、「第11回ボジョレー・ヌーヴォー・ラベルデザイン・コンクール」の授賞式も開催。ラベルデザインの若き俊才たちの作品が展示される。

また当日は、最優秀作品に輝いたアーティストボトル「シャトー・デュ・プール」も並ぶ。舌でも目でもボジョレー・ヌーボーを味わい尽くしたいというワイン通に、最適なイベントだ。

【開催日時】
2019年11月29日(金)19:00~21:00

【場所】
Res arcana青山(レスアルカーナ)
(東京都港区南青山4-21-26 RUELLE青山B2F)



【料金】
6600円

【イベント情報URL】
http://www.vinpassionco.com/newsevent/beaujolaisnouveauparty2019/

岡島直樹さんワイン講座「ボージョレー・ヌーボーと南仏ワイン」/旧白洲邸武相荘

「ボジョレー・ヌーボーを飲み比べるだけでなく、せっかくだからワインの知識を学びたい!」という人におすすめなのが、このイベントだ。

会場は、白洲次郎と白洲正子の邸宅だった旧邸「武相荘」。ベテランソムリエの岡島直樹氏を招き、岡島氏が厳選したワインをテイスティングできる。ボジョレー・ヌーボーだけでなく、南フランス産のワインも飲めるという。

イベントの副題は、「ボージョレー・ヌーボーで今年のヴィンテージを占う」だ。ワインと岡島氏の語り口に酔いしれながら、生産地の特性、ぶどうの種類や性格についてレクチャーを受けられる。

2部構成になっており、前半90分はテイスティングしながらの勉強会となる。後半90分は、ディナータイムだ。武相荘レストランの一流シェフが腕を振って、ボジョレー・ヌーボーに合ったスペシャルメニューを提供してくれる。

【開催日時】
2019年11月30日(土)17:00~20:00
※受付は開始15分前まで。

【場所】
武相荘レストラン
(東京都町田市能ヶ谷7-3-2)

【料金】
1万4300円

【イベント情報URL】
https://buaiso.com/ki/info/event/9151.html

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  ワインバザール編集部
ワインバザール編集部

世界各国のワインに関するニュースやコラムなどを配信していきます。