2023年06月

つくばワイナリー、2021ヴィンテージの「SPARKLING BLANC」「SPARKLING ROSE」発売

つくばワイナリーは2023年5月30日、トラディショナル方式で仕上げたスパークリングワイン「SPARKLING BLANC(スパークリングブラン) 2021」「SPARKLING ROSE(スパークリングロゼ) 2021」をリリースした。同月より販売を開始している。

トラディショナル方式(Methode Traditionnelle)とは、ワインをボトルに詰めた後に糖と酵母を加えて密封し、瓶内2次発酵をさせてスパークリングワインに仕上げる手法だ。時間も手間もかかるが、きめ細かでクリーミーな泡ができ、独特の滑らかな味わいが生まれる。

今回発売した2種は、ボトルに詰めた後、1年かけて瓶内2次発酵をしている。白の「SPARKLING BLANC 2021」は、リースリングとヤマブドウを交配させた北天の雫を使用。かんきつ系の香りと花の蜜のような香りが、清涼感あるクリーンな雰囲気を醸し出している。後味に感じるかすかな苦みから、和食の魚料理などと相性が良い。6~7℃に冷やして飲むのがおすすめだ。

「SPARKLING ROSE 2021」は、つくばワイナリーのメイン品種である富士の夢を使用したロゼのスパークリングワイン。ハイビスカスを想起させる鮮やかなピンク色、ほのかに甘く爽やかな赤果実を思わせる香りが特徴で、ボタニカルの花らしさと大地の要素が混ざり合い、複雑さを与えている。茨城名産のローズポークのステーキのような、脂の甘さを感じられる料理によく合う。

価格はいずれも5280円(税込)。つくばワイナリーのみでの販売となる。

<関連リンク>
伝統的な瓶内二次発酵が生み出す きめ細かな泡と爽やかな酸味。 つくばワイナリーのスパークリング、販売スタート。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。