2020年01月

サッポロビール、シチリア固有種100%のイタリアワイン「アンテッラ」2種を発売

サッポロビールは2020年1月8日、シチリアの固有品種を使ったイタリアワイン「アンテッラ」を発売すると発表した。「アンテッラ ネロ・ダヴォラ」「同 グリッロ」の2種で、同年3月3日より販売を開始する。

醸造を手掛けるのは、イタリア北東部のトレンティーノに本社を構える「メッツァコロナ」だ。1904年にぶどう農家の協同組合として結成したワイナリーで、約1600人の構成員を抱えている。メッツァコロナでは、イタリア固有品種を使ったワインをいくつも生産しているが、今回発売する「アンテッラ」もその1つだ。

「アンテッラ ネロ・ダヴォラ」「アンテッラ グリッロ」は、いずれもラグーザ県アーカテで栽培した、シチリアの固有品種を使ってつくられている。“アンテッラ”とは、“伝統的な土地”、つまりイタリアの大地を意味するという。

シチリア固有品種のネロ・ダヴォラのみでつくられた「アンテッラ ネロ・ダヴォラ」は、バランスの良い赤ワイン。スミレの香りやスグリ、干しブドウのような凝縮感を感じさせる。また、「アンテッラ グリッロ」は、シチリア固有品種のグリッロのみを使った白ワインで、豊かな香りと新鮮な酸味が味わえる。

参考小売価格は、いずれも900円(税別)。全国で販売される。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。