2023年03月

カタシモワイナリー初のオレンジワイン「泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021」発売

ジュンは2023年3月7日、大阪のカタシモワイナリーが数量限定で醸造した「泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021」を発売した。価格は4400円(税込)で、同社が運営する日本ワインの通販サイト「wa-syu」のみでの販売となる。

ぶどうの産地といえば山梨や長野が挙げられるが、かつては大阪が日本一のぶどう生産量を誇っていた。江戸時代には既にぶどう栽培が始まっていたとされており、デラウェアに関しては、現在も日本トップレベルの生産量を誇っている。カタシモワイナリーは、大阪で1914年に設立された西日本では最も古い醸造所で、日本酒づくりをルーツに持つ。

wa-syuでの限定販売となる「泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021」は、カタシモワイナリー初の試みとなるオレンジワインだ。同ワイナリーでは、かつてデラウェアを栽培していた放棄地を復活させる「宝吉畑プロジェクト」に取り組んでおり、除草剤などを使わずにぶどうを育てている。この宝吉畑で収穫したデラウェアを使用しており、のびのびと育ったぶどうの味わいを満喫できる。瓶内で2次発酵させた、にごりを伴うスパークリングワインとなっており、華美な香りとほどよい苦さで、さまざまな料理と合わせて楽しめる。

<関連リンク>
耕作放棄地を、吉を呼ぶ宝の畑に。wa-syu限定醸造「泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021」

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。