国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは
コラム

国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは

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Wine Bazaar編集部
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宴会や結婚式といった催事の会場として知られる学士会館は、昭和3年(1928年)に建設された国の有形文化財だ。今回はこの学士館において、長年人々を楽しませてきたオリジナルワイン「GAKUSHI WINE」について解説する。

「GAKUSHI WINE」とは

「GAKUSHI WINE」は、学士会館で開催される宴会や結婚式で、50年以上前からフリードリンクとして振る舞われているオリジナルワインだ。現在、赤・白・スパークリングが製造されている。

各国のぶどうを日本人好みにブレンドしてつくられているが、このブレンドに関しての詳細は企業秘密だ。ワインの製造開始当初はメルシャンとマンズワインで製造していたが、現在はメルシャンが学士会館のために樽を確保してワインづくりを行っている。

国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは

学士会館利用者から多くの要望を受け、2021年から館内のセブンズハウスにて「GAKUSHI WINE」の店頭販売を開始した。筆者が「GAKUSHI WINE」を予約した2023年1月中旬にはスパークリングワインは売り切れで、受け取りに訪問した同年2月末には白ワインも売り切れていた。こうした販売状況からもその人気がうかがえる。

「GAKUSHI WINE」の味わい

国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは

「GAKUSHI WINE」は、テーブルワインとして手軽に楽しめるワインだ。ここでは、赤・白・スパークリングについて紹介する。なお、ヴィンテージの表記はない。

GAKUSHI WINE・赤

国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは

スミレや赤系果実、ほんのりとリコリスの香りがある軽快な赤ワイン。渋味が控えめで酸がきれいなので、普段は赤ワインを飲まないという人でも楽しめそうだ。暑い日には軽く冷やして味わいたい。今回は、テイクアウトメニュー(2023年2月末で終了)の牛頬肉のシチューと合わせた。しょうゆ味、照り焼き味といった和風の料理にも合いそうなオールラウンダーなワインだ。

GAKUSHI WINE・白

国の有形文化財、学士会館で50年以上愛されている「GAKUSHI WINE」とは

オレンジワインのようなアンバー色のワイン。白い花と黄色の果実の香りがあり、穏やかな酸味と深みのある味わいが印象的だ。しっかり冷やしてから味わったが、温度が上がってからもふくよかさを楽しむことができた。今回筆者が合わせた焼き鳥だけでなく、塩や甘辛いタレとも相性がよいため、食事に合わせやすい1本だ。

GAKUSHI WINE・スパークリング

残念ながら味わうことはできなかったが、スパークリングワインは「口中に広がるジューシーなうま味。ほんのり甘く、軽やかなワイン」と説明されている。1000円(税込)というお得な価格で、特別な気分が味わえるワインだ。

筆者が今回味わった「GAKUSHI WINE・赤」と「GAKUSHI WINE・白」は、どちらもタンニンと酸が穏やかであった。そのため、さまざまな食事に合わせやすく、普段はワインを飲まないという人にも飲みやすいワインという印象を受けた。

ワインボトルの販売は店頭にあるもので終了となるが、学士会館での宴会や結婚式に参加する際には、ぜひ一度、味わってみてはいかがだろうか。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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著者 / 

鵜沢 シズカ

J.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ

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