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若い赤ワインをデキャンタージュすると、空気に触れることで熟成が促進され、華やかな香りや複雑な味わいを持つワインに姿を変える。つまり、お手軽な価格のワインでも、簡単にグレードアップできるのだ。
このデキャンタージュを大胆にアレンジした方法が、アメリカの情報番組『Good Morning America』で紹介されて話題になったようだ。
その方法と効果はどんなものなのか、紹介していこう。
ブレンダーに30秒かける
その驚きの方法とは、ワインを30秒ほどブレンダーにかけること。タンニンがまろやかになり、一気にワインのグレードがアップするという。
しかも何のコツもなく、ボトルからワインを思いっきりブレンダーに注いで、30秒かけるだけ。30秒経つとワインの上部に泡ができるのだが、それも次第に落ち着いていく。
安ワインの満足感がアップ
『Good Morning America』の中では、高級ワインと安物ワインを用意。ワイン初心者、ワイン好き、ワイン愛好家に試飲してもらった。
試飲に使ったのは、89ドルのカベルネ・ソーヴィニョン、ボトルからグラスに注いだ7ドルのワイン、ブレンダーにかけた7ドルのワインという3種類だ。
すると、一番人気は89ドルのワインという結果になった。ここまでは何の面白みもない結果だったが、なんと、ほとんどの人が「ブレンダーにかけた7ドルのワインの方が、そのままの7ドルワインよりもおいしい」と答えたそうだ。
ブレンダーにかけた方が「複雑になり、スパイスを感じる風味になった」「飲みやすくて、いい感じ」など、味の違いが説明できるほどの変化があったという。
ただし、2人のワイン愛好家の舌は騙せなかったようで、ブレンダーしたワインを最も低く評価したという。
WSJも紹介
ウォール・ストリート・ジャーナルも、この大胆なコツを動画で紹介している。
動画では、「若くて渋みが強い赤ワインに最適な方法」と紹介している。空気に触れさせて熟成を促進させるのは、通常のデキャンタージュと一緒なので、酸味の強いブルゴーニュタイプは、ブレンダーにはかけないほうが良さそうだ。
どんなタイプのワインがデキャンタージュに向いているのかは、下記の記事を参考にしてみてほしい。
【参考記事】ワインをデキャンタージュする意味・やり方は? 飲み頃になる時間はどう判断すべき?
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編集情報
この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。
著者 /
鵜沢 シズカJ.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ
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