2024年04月

2011年に収穫したぶどうのみでつくる「クリュッグ 2011」発売

   

MHD モエ ヘネシー ディアジオは2024年3月13日、「クリュッグ 2011」を発売すると発表した。特色ある年のぶどうを使い、10年以上熟成させてつくられた「クリュッグ ヴィンテージ」と呼ばれる特別なシャンパーニュだ。

クリュッグは、1843年に創業した老舗のシャンパーニュメゾン。創業者のヨーゼフ・クリュッグ氏は、気候に左右されず、毎年最高のシャンパーニュをつくるという目標のもと、リザーブワインの膨大なライブラリーを構築し、安定したシャンパーニュをつくり上げた。その理念は今日まで受け継がれ、世界で愛されるシャンパーニュに成長している。

新たに発売するのは、その年の特徴を表現した「クリュッグ ヴィンテージ」の1本だ。通常のシャンパーニュとは異なり、単一の年に収穫されたぶどうのみを使い、10年以上熟成させることで、その年らしいシャンパーニュに仕上がっている。「クリュッグ 2011」は、その名の通り2011年に収穫したぶどうを使用している。春は気温が高く、ぶどうの成長が早かったものの、その後は雨や冷たい気温にさらされるなど、予測が難しい気候だった年の魅力をうまく表現している。

価格(税別)は5万3600円で、ボックス付きは5万7000円となる。2024年4月より、全国の主要百貨店など取扱店舗で順次発売する。

<関連リンク>
「活き活きとしたふくよかさ」のクリュッグ 2011 4月より順次発売

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。