2022年03月

日本人醸造家が手掛けるNZワイン「MUTU 睦」2種発売

都光は2022年3月15日、日本人醸造家の寺口信生氏が手掛けるニュージーランドワイン「MUTU 睦 シャルドネ」「同 メルロー/カベルネ・フラン」を発売した。

寺口氏は、ニュージーランドのホークス・ベイに位置するモアナ・パークで醸造家として勤務する。北海道の余市ワインでワインづくりに取り組み、ニュージーランドへの留学、成城石井のバイヤー・輸入担当などを経て、醸造家として再びニュージーランドに渡ったという経歴を持つ。

そんな寺口氏が、ワインづくりのコンセプトから醸造に至るまでを監修するブランドが「MUTU睦」だ。「MUTU」とは、ニュージーランドの先住民であるマオリの言葉で“真髄”や“エッセンス”を意味する。そこに、“友情”や“つながり”といった意味を持つ「睦」を当て、日本とニュージーランド両国のワイン文化の真髄を理解し、共に歩んでいきたいという思いを込めた。

白ワインの「MUTU 睦 シャルドネ」は、全房圧搾したシャルドネを木樽で3週間ほど発酵させ、マロラクティック発酵後に澱(おり)引きをしないシュール・リーで12カ月樽熟成させる。かんきつやナッツなどが複雑に重なるアロマを特徴とし、厚みのあるボディをフレッシュな酸味が引き締めて、ふくらみのある味わいが余韻まで続く。刺身や寿司、白身魚をはじめ、シンプルな肉料理にもよく合う。

赤ワインの「MUTU 睦 メルロー/カベルネ・フラン」は、メルローを主体に、カベルネ・フランをブレンド。低温で5日ほど醸した後、2週間ほど発酵させてから、フレンチオーク樽で18カ月熟成させる。カベルネ・フランのしっかりとした渋みと樽由来の甘みを楽しめる1本で、特にラムとのペアリングがおすすめだ。

希望小売価格は、どちらも5000円(税別)となっている。

<関連リンク>
日本人が日本人のために日本の食シーンに合わせて造ったNZワイン! 「MUTU 睦(むつ)」を2022年3月15日(火)より 日本国内正規代理店として販売いたします。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。