2023年03月

「カリフォルニアワイン Alive テイスティング 2023」開催、コロナ禍以前の賑わいに

カリフォルニアワイン協会(CWI)は2023年3月9日、多数の生産者が来日し、「カリフォルニアワイン Alive テイスティング 2023」を開催したことを発表した。同年2月28日に東京、同年3月2日に大阪で開催され、それぞれ710人、335人という、コロナ禍以前の参加者があった。

この試飲会は、4~5月の2カ月間にわたって全国で開催する「カリフォルニアワイン・スプリングプロモーション」に先立ち、毎年、東京と大阪で開催している。2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の影響で、時間制限や定員の設定など、試飲会の規模を縮小して実施していた。

今回は、入国制限の緩和などを受け、従来の形で開催。カリフォルニアから多くの生産者が参加し、東京では48社788品、大阪では35社617品の出展があり、多数のブースが設置された。また、2023年のスプリングプロモーションのテーマ産地ウエスト・ソノマ・コーストから、9ワイナリーが参加。2022年5月に承認されたばかりのAVAでもあることから、特別セミナーには定員いっぱいの参加者があった。生産者による講義のほか、東京ではアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールで日本代表となった井黒卓氏、大阪では世界最優秀ソムリエコンクールで入賞した岩田渉氏によるテイスティングコメントが披露された。

試飲会に続く「カリフォルニアワイン・スプリングプロモーション2023」は、2023年4月1日~5月31日に開催予定。全国の飲食店や小売店で、さまざまなプロモーションが実施される予定だ。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。