コラム

ワインのぶどう品種を知ろう! 日本固有品種も含む44種を紹介

   

INDEX

ぶどうの品種を知ると、ワインがより味わい深くなる。例えば、赤ワインと白ワインではぶどうの品種は異なり、メイド・イン・ジャパンの日本ワインは、日本ならではの特性を生かした独自品種がよく使われている。

この記事では、ワインに使われるぶどう品種の特徴を品種別に全44種類紹介。それぞれの品種の特徴を知ることで、奥行きのあるワインの世界がさらに広がるだろう。

赤ワイン向けぶどう品種

ガメイ(Gamay)

ガメイは、ボージョレ・ヌーボーの原料として有名な赤ワイン用ぶどう品種だ。正式名称の「ガメイ・ノワール・ジュ・ブラン」とは、「白い果汁を持った黒い果皮のガメイ」を意味する。諸説あるが、原種はフランス・ブルゴーニュ地方のガメイ村で、14世紀半ばには栽培されていたといわれる。

主な産地:フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区
特徴:ワインの色調は明るい。ライトボディで酸味が豊か、かつフルーティーな味わい。熟成が10年以下の比較的若いワインが人気だ。
おすすめワイン:「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」「ラブレ・ロワ コトー・ブルギニヨン・ルージュ」

【関連記事】
ガメイとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ムールヴェードル(Mourvèdre)

スペインのバレンシア州が原産とされる、赤ワイン用ぶどう品種。15~18世紀にかけて、バレンシア州のモルベドレ村周辺でこの品種が栽培されていた歴史がある。同じ品種だが、オーストラリアとアメリカでは「マタロ(Mataro)」と呼ばれる。

主な産地:スペイン・バレンシア州、ムルシア州、カタルーニャ州
特徴:深みのあるワインレッドの色調、締まったタンニンが特徴的。香り・味わいともしっかりとした濃厚なワインをつくり出す。長期熟成では高級ワインとなる。
おすすめワイン:「モンテス アウター・リミッツ シージーエム」「BK ワインズ スプリングス・ヒル レッド・ブレンド」

【関連記事】
ムールヴェードルとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ネロ・ダヴォラ(Nero d‘Avola)

イタリア・シチリア島固有の赤ワイン用ぶどう品種。かつては大衆的なブレンドワイン用に使われていたが、近年では高級ワインが生産されるようになり、“シチリア島最高峰の品種”とたたえられるようになった。

主な産地:イタリア・シチリア島
特徴:ブラックチェリーに似た濃厚な赤い色味に対して、酸味は穏やか。タンニンはまろやかで甘く、力強く濃密で複雑な味わい。豊かな余韻が長く続く。樽熟成にも適している。
おすすめワイン:「タスカ・ダルメリータ レガレアーリ・ネロ・ダーヴォラ」

【関連記事】
ネロ・ダヴォラとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

カリニャン(Carignan)

スペイン北東部のアラゴン州カリニェナ村を原産地とする。12世紀頃にフランスやイタリアなどヨーロッパに広がり、やがてアルジェリアやニューワールドへと広がった。

主な産地:スペイン、フランス・地中海沿岸、チリ
特徴:色調は濃く、豊富なタンニンと高い酸度があり、長期熟成に向く。渋みや酸味が強いため、グルナッシュ(ガルナッチャ)やシラー種など酸味の少ない品種とブレンドされることが多い。
おすすめワイン:「トーレス サングレ・デ・トロ オリジナル」

【関連記事】
カリニャンとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)

「ムニエ」とも呼ばれる。フランスのシャンパーニュ地方で主に栽培されている、赤ワインに使われるピノ・ノワールの変異種。シャルドネ、ピノ・ノワールとともに、シャンパンに使われる品種の1つ。シャンパンの中でも、黒ぶどうからつくるブラン・ド・ノワールに用いられている。

主な産地:フランス・シャンパーニュ地方
特徴:色調は明るい赤で、酸味も強いが、糖度とアルコール度数はほぼ同じである。シャンパンに加えた場合は、若いうちにフルーティーな味わいを楽しむ、早飲みのワインとなる。
おすすめワイン:「シャルトーニュ・タイエ キュヴェ・レ・バール」「アンリ・ショーヴェ ブリュット ブラン・ド・ノワール」

【関連記事】
ムニエとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

バルベーラ(Barbera)

イタリア北西部・ピエモンテ州モンフェラート原産の赤ワイン用黒ぶどう品種。18世紀末から大量生産可能な品種として重宝されており、現在も高い生産性が評価されている。安定的に高品質なワインが仕上がるため、多くの目的で使用される。

主な産地:イタリア・ピエモンテ州、ロンバルディア州
特徴:タンニンが柔らかく、酸度は高い。「軽くて酸っぱいワイン」「若々しく発泡性があるワイン」「オーク樽で長期熟成した濃厚なワイン」と、幅広いスタイルを持つ。
おすすめワイン:「ブライダ バルベーラ ダスティ ブリッコ デル ウッチェローネ」「プルノット モンペルトーネ」「プルノット フュロット・バルベラ・ダスティ」

【関連記事】
バルベーラとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

カルメネール(Carmenere)

フランス南西部・ボルドー地方を原産とする赤ワイン用の品種。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、マルベック、プティ・ヴェルドと並び、ボルドーの6大品種に数えられる。一般的には、他のボルドー種とのブレンドで持ち味を発揮する。

主な産地:イタリア北部、チリ
特徴:深みを帯びた赤い色調が印象的。口に含むとスパイスやベリー系の香りが広がる。タンニンは柔らかで、ミディアムボディのワインに仕上がる。
おすすめワイン:「コンチャ・イ・トロ フロンテラ カルメネール」「コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ カルメネール」

【関連記事】
カルメネールとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

アギオルギティコ(Agiorgitiko)

ギリシャのペロポネソス半島ネメアを原産とする赤ワイン用の黒ぶどう品種。深みのある紅色であることから、原産地にちなんだ「ヘラクレスの血」という異名を持つ。近年では、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多い。

主な産地:ギリシャ・ペロポネソス半島ネメア
特徴:滑らかなタンニンと穏やかな酸味が特徴。栽培地の標高により味わいが変わるユニークな品種。標高450mまでは甘口だが、450mより高くなるにつれて、長熟で洗練されたフルボディの辛口になっていく。
おすすめワイン:「スコーラス メガス・エノス」「クルタキス クーロス・ネメア」

【関連記事】
アギオルギティコとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ルビー・カベルネ(Ruby Cabernet)

主に、赤ワインのブレンドに用いられる品種。20世紀初頭、カリフォルニア大学の教授によって開発された、カベルネ・ソーヴィニヨンとカリニャンの交配種。両方の性質を併せ持ち、大量生産用のワインに重宝される。

主な産地:アメリカ・カリフォルニア州サンホアキンバレー、ナパ・バレー
特徴:深紅の色合いで、フルーティーさと酸味がある。ワイン初心者や、料理に合わせやすい手頃なテーブルワインに用いられる。
おすすめワイン:「ロバートソン・ルビーカベルネ」

【関連記事】
ルビー・カベルネとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ツヴァイゲルト(Zweigelt)

オーストリアで栽培されている、赤ワイン用ぶどう品種。ブラウフレンキッシュとサン・ローランの交配種で、比較的新しい品種でありながら、今やオーストリアのメジャーな品種に成長した。耐寒性に優れ、日本の東北以北でも栽培されている。

主な産地:オーストリア・カルヌントゥム、ノイジードラーゼー周辺、カナダ、日本・東北地方
特徴:紫がかった赤色で、フルーティーな香りが特徴。タンニンは強く、熟成しない早飲み用のワインから、オーク樽で熟成させる高級ワインまで幅広いスタイルがある。
おすすめワイン:「十勝ワイン ツバイゲルト」「エーデルワイン シルバー ツヴァイゲルトレーベ」

【関連記事】
ツヴァイゲルトとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

テンプラニーリョ(Tempranillo)

スペイン北部のリオハ地方を中心に栽培されている、スペインを代表する赤ワイン向けぶどう品種。現地では9月中旬頃に収穫するため「テンプラニーリョ(早熟)」という名前で呼ばれるが、栽培地域によって呼び名は異なる。ポルトガルなどでも栽培され、ポートワインのブレンドに使用されている。

主な産地:スペイン、ポルトガル
特徴:紫色を帯びたガーネット色で、味わいはフルボディなものが多い。繊細で香りが良く、比較的高い酸味が感じられる。タンニンは少なく、アルコールはやや高めである。
おすすめワイン:「ソラール ビエホ テンプラリーニョ」「フレシネ ミーア 赤」「バルデュボン テンプラリーニョ」

【関連記事】
テンプラニーリョとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)

フランス南西部・ボルドー地方原産の赤ワイン向けぶどう品種。赤ワイン用のぶどう品種として最も有名であり、世界第1位の生産量を誇る。長期熟成に耐え、成熟してまろやかな味わいとなる。

主な産地:フランス・ボルドー地方メドック地区、グラーヴ地区ほか、全世界
特徴:タンニンからくる渋みや酸の量が多く、重厚な飲み応えのワインが仕上がる。色調は濃く、樽熟成が行われることが多い品種のため、樽由来の香りがあるのも特徴。
おすすめワイン:「シャトー・ラグランジュ レ・フィエフ・ド・ラグランジュ」「サッシカイア(テヌータ・サン・グイド)」「オーパス・ワン ワイナリー オーパス・ワン」

【関連記事】
カベルネ・ソーヴィニヨンとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

マルベック(Malbec)

フランス南西部原産の赤ワイン用ぶどう品種。アルゼンチンワインを代表する品種として有名。小粒で果皮の色は黒っぽく、「ヴァン・ノワール(黒ワイン)」と呼ばれるほど色が濃くてタンニンが豊富なワインがつくられる。

主な産地:フランス・ボルドー地方カオール地区、アルゼンチン・メンドーサ州ルハン・デ・クヨ地区
特徴:タンニンが豊富でポリフェノール含有量も高い一方、酸は強くない。5年以上熟成させると、鉄分や獣香などマルベックらしい風味が感じられるようになる。
おすすめワイン:「シャトー・ラマルティーヌ カオール・プレスティージュ・デュ・マルベック」「プルヴィラン カオール・ガリオッタン・マルベック」

【関連記事】
マルベックとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

カベルネ・フラン(Cabernet Franc)

フランス南西部・ボルドー地方原産の赤ワイン用ぶどうの品種。カベルネ・ソーヴィニヨンの原種であり、赤ワインのブレンドに欠かせない。世界各地で生産されているが、フランスにおける生産量が圧倒的に多く、世界の80%を占めている。

主な産地:フランス、イタリアなどヨーロッパ各地
特徴:明るめの色合いで、しなやかな渋みと酸味を備えた繊細な味わい。柔らかなタンニンとフレッシュな香りが特徴だが、やや大人しめで素朴な印象を与えることもある。
おすすめワイン:「ドメーヌ・ド・パリュ シノン レ・パンセ・ド・パリュ」「ピエール・ゴーティエ ブルグイユ ジュール・ド・ソワフ」

【関連記事】
カベルネ・フランとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

グルナッシュ(Grenache)

スペイン北部・アラゴン州を原産地とする赤ワイン用ぶどう品種。シラー種との相性が良く、赤ワイン、ロゼワインのブレンド種として世界中で栽培されている。一般的に、アルコール度数が高くなる傾向がある。

主な産地:イタリア、フランス、スペイン、アメリカ
特徴:明るめの赤い色調。酸味は強めだが、タンニンが柔らかく渋みは穏やかで、口当たりもソフト。土壌によっては、長期熟成にも耐える。
おすすめワイン:「トーレス サン・ヴァレンティン・ガルナッチャ 」「トーレス サングレ・デ・トロ オリジナル」

【関連記事】
グルナッシュとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

プティ・ヴェルド(Petit Verdot)

フランス・ボルドー地方原産の赤ワイン用ぶどう品種。ボルドー地方における歴史はカベルネ・ソーヴィニヨンよりも古いとされている。よくメルローなどとブレンドされるが、南オーストラリアでは単一のワインもつくられている。

主な産地:フランス・ボルドー地方
特徴:濃く深いルビー色が美しく、酸とタンニンに富む。赤のブレンドワインにプティ・ヴェルドを添えると、風味に複雑さが増す。
おすすめワイン:「ペトラ ジンガリ」「パゴス デ ファミリア マルケス デ グリニョン マルケス・デ・グリニョン プティ・ヴェルド」

【関連記事】
プチ・ヴェルドとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

タナ(Tannat)

フランスのピレネー山脈の麓を原産とする赤ワイン用固有品種。カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランなどとブレンドするのが一般的。南米ウルグアイでは、この品種から国を代表する高品質ワインがつくられている。

主な産地:フランス・バスク・ピレネー地方マディラン地区、ウルグアイ、アルゼンチン
特徴:産地により風味が異なる。例えばフランス・マディランのものは力強いタンニンと豊かな酸味、よく熟した果実香があり、色合いは濃く、アルコール度も高め。上質なものはフルボディの長熟ワインになる。一方、ウルグアイのタナは、ライトボディでタンニンが少なく、柔らかな印象のものが多い。
おすすめワイン:「ドメーヌ・アラン・ブリュモン シャトー・モンテュス 2013」「ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ タナ・カベルネ」

【関連記事】
タナとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

サンジョベーゼ(Sangiovese)

イタリア・トスカーナ地方原産の赤ワイン用ぶどう品種。キャンティ・クラシコ地区の主要な品種として名高い。通説では古代ローマから栽培が始まっており、この名前はローマ神話「ジュピターの血」に由来するとも。フレッシュな味わいから、重厚な長期熟成型まで88種以上の変異種がある。

主な産地:イタリア・トスカーナ地方
特徴:濃いルビー色で、強い酸味と渋み、コクのある味わいが特徴的。単一のワインにおいては、特に酸とタンニンがしっかりと表現される。すぐに飲めるものから長期熟成させた高級ワインまで、幅広いスタイルがある。
おすすめワイン:「カステッロ・ディ・アマ キャンティ・クラシコ・アマ」「ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」

【関連記事】
サンジョベーゼとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ネッビオーロ(Nebbiolo)

イタリア北部ピエモンテ地方原産の固有品種で、赤ワインの原料に用いられる。長い歴史を持つ品種で、一説によると高貴を意味する「ノービレ」が語源とされている。単一品種で使われることが多く、バローロやバルバレスコなど、最高級赤ワインの原料としても有名。

主な産地:イタリア・ピエモンテ地方、ロンバルディア州、ヴァッレ・ダオスタ州
特徴:薄いルビー色で、タンニンと酸味が強い。バラやチェリーの芳香があり、長期熟成によって味わいが広がり、幅広いブーケを持つ高級ワインへ変貌する。
おすすめワイン:「フォンタナフレッダ バローロ」「ガヤ バルバレスコ」「グイドボーノ ネッビオーロ・ダルバ・ロレート」

【関連記事】
ネッビオーロとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

シラー(Syrah)

フランス南東部ローヌ地方が原産の赤ワイン用ぶどう品種。オーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれる。長期熟成のワインに用いられる品種で、個性的な香りと味わいから「野生的」と形容されることが多い。高級ワインからテーブルワインまで、幅広いバリエーションがある。

主な産地:フランス・ローヌ地方、ヨーロッパ、南米、アメリカ
特徴:濃いガーネットカラー。アルコール度数が高く、コショウを思わせるスパイシーな風味とパンチの効いた濃厚な味わいがある。
おすすめワイン:「コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ」「セント・ハレット オールド・ブラック シラーズ」

【関連記事】
シラーとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

クシノマヴロ(Xinomavro)

ギリシャ・マケドニア地方原産の赤ワイン用ぶどう品種。ギリシャ語で「酸味のある黒」を意味するこの品種は、文字通り、強い酸味が印象的。昼夜の寒暖差が大きい栽培地では、この品種を使用して上質なフルボディの赤ワインがつくられる。

主な産地:ギリシア・マケドニア地方ナウサ地区、アミンデオン地区
特徴:色調は美しい濃紅色で、酸味が強くリッチな味わい。渋みは少なめで、樽熟成によって風味が増す。
おすすめワイン:「ドメーヌ・ティミオプロス ナウサ ジューヌ ヴィーニュ ド クシノマヴロ」「キリ・ヤーニ カリ・リーザ」

【関連記事】
クシノマヴロとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ジンファンデル(Zinfandel)

アメリカのカリフォルニア州を代表する赤ワイン用ぶどう品種。イタリアでは18世紀中頃から「プリミティーヴォ」として栽培されており、19世紀にアメリカに渡って「ジンファンデル」になった。カリフォルニアではこの品種を使って、オーク小樽で熟成させた高品質ワイン「クラシック・ジンファンデル」などもつくられている。

主な産地:アメリカ・カリフォルニア州、イタリア・プーリア州
特徴:色の濃い、果実の味わいがしっかりと感じられる、骨太な味わいのワインが仕上がる。イタリア産のものは、特に酸味が強いことで有名。
おすすめワイン:「ケンダル・ジャクソン ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル」

【関連記事】
ジンファンデルとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ピノ・ノワール(Pinot Noir)

フランス東部のブルゴーニュ地方を原産とする。単一品種ワインのほか、世界最高品質のワインとたたえられる「ロマネ・コンティ」の原料としても知られる。カベルネ・ソーヴィニヨンと対照的に、軽口。

主な産地:フランス、イタリア、ドイツ、日本
特徴:ルビーレッド色、タンニンは控えめだが、確かな酸味で力強く厚みのある果実味がある。熟成するにつれ、スパイシーで複雑な香りになる。
おすすめワイン:「ルイ・マックス オート・コート・ド・ニュイ」「ラ・ジブリオット ジュヴレ・シャンベルタン」

【関連記事】
ピノ・ノワールとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

メルロー(Merlot)

フランス南西部ボルドー地方原産の赤ワイン用ぶどう品種。カベルネ・フランとマドレーヌ・ノワール・デ・シャラントにつらなる品種であり、近年ではメルロー単一でつくられたワインの評価が高まり、最高品種の1つに数えられる。

主な産地:フランス・ボルドー地方、イタリア・ヴェネト州、トスカーナ州
特徴:きめ細やかなタンニンと、芳醇で丸みを帯びた味わいが特徴的。力強いカベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドにより、飲みやすい風味が引き出される。メルロー単体のワインには、「シルキー」と形容されるエレガントな喉越しがある。
おすすめワイン:「シャトー・ペトリュス」「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー」

【関連記事】
メルローとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

白ワイン向けぶどう品種

シャルドネ(Chardonnay)

フランスのブルゴーニュ地方シャルドネ村を原産とする高級白ワインの品種。適応力に優れており、世界中のワイナリーで生産されている人気品種だ。その味わいは、産地や製法、熟成の度合いによってバラエティに富んでいる。

主な産地:フランス・シャンパーニュ地方〜ロワール河流域、ラングドック地方など
特徴:色調は黄金色。強烈な個性やクセはなく、中立的で扱いやすい。寒冷地で栽培されたワインは酸味が強いが、温暖なエリアではかんきつ系のフルーティーなワインへと変貌を遂げる。
おすすめワイン:「ジャン・リケール シャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ」

【関連記事】
シャルドネとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

シュナン・ブラン(Chenin Blanc)

フランス北西部・ロワール地方が原産の白ワイン用品種。9世紀から栽培が始まった。この品種からは、テーブルワイン、スパークリングワイン、甘口、辛口など、さまざまなスタイルのワインが生産される。独特な芳香と甘さが香る貴腐ワインでも知られる。

主な産地:フランス・ロワール地方アンジュー地区
特徴:AOCアンジューではカリンやリンゴ、AOCヴーヴレでは蜂蜜や花の香りを醸し出すワインになる。気候に恵まれた年には、貴腐化したぶどうから濃厚な貴腐ワインがつくられる。
おすすめワイン:「レ・カーヴ・ド・ラ・ロワール コトー・デュ・レイヨン」「ヴィニョー・シュヴロー ヴーヴレ・ペティヤン・ブリュット」

【関連記事】
シュナン・ブランとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

コロンバール(Colombard)

フランス原産の白ワイン用ぶどう品種。品種単体では、爽やかな辛口ワインになる。コニャックやアルマニャックなどブランデーの原料としても有名。

主な産地:フランス・シャラント県、ガスコーニュ地方、アメリカ
特徴:色調はオレンジや緑がかった非常に薄い黄色。スパイシーで甘やかな香りの中に、新鮮な酸味が効いた、爽やかな辛口ワインになる。
おすすめワイン:「ドメーヌ・ド・ププイ コロンバール・ソーヴィニヨン」

【関連記事】
コロンバールとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ヴィオニエ(Viognier)

フランスのローヌ・アルプ地方が原産の白ワイン用ぶどう品種。シャルドネに引けを取らないフルボディで優良なワインが多く、1980年代後半から人気になった。自然な芳香が特徴だが、その繊細な香りをつくるには高度な技術が必須とされている。

主な産地:フランス・ローヌ地方北部
特徴:明るい黄色の色調で、やや辛口。しっかりとしたフローラルな芳香が特徴的で、比較的穏やかな酸味がある。
おすすめワイン:「タルデュー・ローラン コンドリュー」「ヤルンバ ワイ シリーズ ヴィオニエ」

【関連記事】
ヴィオニエとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

サルタナ(Sultana)

イラン(ペルシア)原産で、オスマン帝国時代にイギリスに渡ったとされる。この品種には種がなく、品種の個性がニュートラルなため、その多くはテーブルワインのブレンド用として使われる。ワインの他にも、生食や蒸留酒など多くの用途がある。

主な産地:アメリカ・カリフォルニア州セントラルバレー、アリゾナ州
特徴:カリフォルニアでは、トンプソン・シードレス(Thompson Seedless)と呼ばれる。果皮が薄く、果肉はやや固めだがジューシーで酸味がしっかりとある。口に含むと、ジューシーな香りとオレンジなどかんきつ系の苦味が広がる。
おすすめワイン:「デ・ボルトリ ディービー・ブリュット」「スラ・ヴィンヤーズ ブリュット クレマン・ド・ナシク」

【関連記事】
サルタナとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

トレッビアーノ(Trebbiano)

イタリア原産の白ワイン用ぶどう品種。アメリカやフランスなどでも広く栽培されており、現在、世界で2番目に多く栽培されている主要品種だ。フランスでは「ユニ・ブラン」と呼ばれ、強い酸味を生かして、コニャックの原料として用いられている。

主な産地:イタリア、フランス
特徴:若葉の香りと、フレッシュかつフルーティーな味わいが特徴。長期熟成には不向き。
おすすめワイン:「グラン・サッソ トレッビアーノ・ダブルッツォ」

【関連記事】
トレッビアーノとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ミュラー・トゥルガウ(Muller Thurgau)

1882年にドイツで開発された、白ワイン用ぶどう品種。19世紀以降に開発された新しい品種の中で、現在、最も多く栽培され、主にデイリーワインに用いられる。日本でも北海道を中心とした寒冷地で栽培されている。

主な産地:ドイツ・バーデン地方、オーストラリア、日本・北海道
特徴:青リンゴやマスカットを感じさせるフルーティーな味わい。口当たりが良く早飲みに適しており、熟成には不向き。
おすすめワイン:「リンクリン ミュラー・トゥルガウ・トロッケン」「ハンス・ヴィルシング ミュラー・トゥルガウ・クーベーアー・トロッケン」「ハーミット・ラム ミュラー・トゥルガウ」「サッポロ グランポレール・北海道ミュラートゥルガウ」

【関連記事】
ミュラー・トゥルガウとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

モスカート(Moscato)

ギリシャ原産の古い歴史を持つぶどう品種。英語では「マスカット」と呼ばれる。テーブルワインからブランデー、生食用にも利用される。一般的にモスカートと言うと、イタリアで栽培されるモスカート系全ての品種を指し、主にワイン用としては「モスカート・ビアンコ」種を用いる。

主な産地:フランス、イタリア、アメリカ、チリ、スペイン、ポルトガル
特徴:甘いフローラル系の香りが特徴。ライトボディで、アルコール度の低いワインが仕上がる。
おすすめワイン:「サラッコ モスカート・ダスティ」「グラント・バージ モスカート」

【関連記事】
モスカートとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

セミヨン(Sémillon)

フランス・ボルドー地方が原産の白ワイン用ぶどう品種。単一品種でつくられる甘口から、ブレンドによる辛口まで幅広い味わいがある。ソーヴィニョン・ブランとブレンドされる辛口ワインや、世界最高峰の貴腐ワインと言われる「ソーテルヌ」が有名。

主な産地:フランス・ボルドー地方、オーストラリア・ハンターバレー
特徴:果皮は明るい黄緑色。糖度が高く酸味は穏やかで、ドライフルーツやナシのような芳香がある。皮の薄さを生かして、貴腐ワインの原料にすることも多い。
おすすめワイン:「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド レゼルヴ・ムートン・カデ・ソーテルヌ」「ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル 白」

【関連記事】
セミヨンとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ピノ・ブラン(Pinot Blanc)

ピノ・ブラン(白いピノ)は、ピノ・ノワール(黒いピノ)の変異種であり、フランス・アルザス地方の主要品種。アルザスやイタリアではスパークリングワインの原料として知られ、イタリアでは「ピノ・ブランコ」と呼ばれる。

主な産地:フランス・アルザス地方、ドイツ・バーデン地方
特徴:白い花を思わせるフルーティーな香りと強い酸味、適度な苦みがある。コクのあるワインができることで有名。
おすすめワイン:「ヒューゲル・エ・フィス ピノ・ブラン」「ポール・ジャングランジェ アルザス ピノ・ブラン」「トリンバック ピノ・ブラン」

【関連記事】
ピノ・ブランとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)

フランス・アルザス地方で多く生産されている白ワイン用ぶどう品種。ゲヴュルツとは「香辛料」を意味するドイツ語で、この品種の豊かなアロマに由来している。リースリング、ピノ・グリと並び、アルザスを代表する品種として有名。

主な産地:フランス・アルザス地方
特徴:豊富なアロマが特徴。灰色を帯びて赤みがかった果皮により、通常のものよりやや濃い、黄金がかった色合いの白ワインをつくり出す。エスニック料理と相性が良く、5年以上の熟成にも耐える。
おすすめワイン:「トリンバック ゲヴェルツトラミネール」「メイエー アルザス ゲヴェルツトラミネール」

【関連記事】
ゲヴュルツトラミネールとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)

フランス・ボルドー地方やロワール地方が原産とされる。西フランスの土壌から生まれた品種で、その名は「野生の白」を意味する。シャルドネに次ぐ国際品種として名高く、世界中で単一品種のワインが生産されている。

主な産地:フランス・ボルドー地方、ロワール地方、ニュージーランド、オーストラリア
特徴:クリアで若々しい味わい。良質なワインでは、フレッシュさの中にスモーキーさが加わり、複雑なフレーバーが生まれる。熟し過ぎると香りが失われる欠点があったが、近年、アロマをさらに引き出す技術が向上している。
おすすめワイン:「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ マプ・ソーヴィニヨン・ブラン」「モンテス・クラシック・シリーズ・ソーヴィニヨン・ブラン」「ミゲル・トーレス・チリ エミスフェリオ・ソーヴィニヨン・ブラン」

【関連記事】
ソーヴィニヨン・ブランとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ケルナー(Kerner)

ドイツ・ヴュルテンベルク地方原産の白ワイン用交配種。1929年に、黒ぶどう(トロリンガー)と白ぶどう(リースリング)を交配して開発された。品種名は、ワインの詩歌を多作した19世紀の詩人ユリウス・ケルナーに由来する。

主な産地:ドイツ・プファルツ地方、ラインヘッセン地方、オーストリア、スイス、日本・北海道
特徴:色調は澄んだ色で、時に金色を帯びることも。マスカットのような香りと、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴的。酸味は穏やかで、程よいコクがある。
おすすめワイン:「サッポロ グランポレール 余市 ケルナー」「タウバーフランケン葡萄生産者協同組合 ヴェルトハイマー・タウバークリンゲ・ケルナー・カビネット・ハルプトロッケン」

【関連記事】
ケルナーとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

リースリング(Riesling)

ドイツ原産の白ワイン用ぶどう品種。シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランとともに、白ワインの3大品種に数えられる。貴腐ワインの原料として知られ、甘口から辛口、発泡性のあるものまで、バラエティに富んだ味わいを楽しめる。

主な産地:ドイツ・モーゼル地方、ラインガウ地方、フランス・アルザス地方
特徴:冷涼な土地ではリンゴや木、温暖な土地ではかんきつやモモのようなアロマを醸し出す。酸味は強く、優雅な味わい。辛口から甘口まで、幅広いワインがつくられる。
おすすめワイン:「シュロス・フォルラーツ ラインガウ リースリング・フォルラーツ」「ヴィットマン リースリング・トロッケン」「フォルジュ・セラーズ リースリング・クラシック」

【関連記事】
リースリングとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ピノ・グリ(Pinot Gris)

フランス東部のブルゴーニュ地方が原産の白ワイン用ぶどう品種。最上級のぶどう畑であるグラン・クリュでも栽培されており「高貴なぶどう」という別名がある。

主な産地:フランス・アルザス地方、イタリア・フリウリ=ベネチア・ジュリア州
特徴:総じてアルコール度数が高く、芳醇な香り。果皮の色に合わせて濃い色合いになるものが多く、特に高品質のものは濃い麦わら色に仕上がる。“オイリー”と形容される、独特の風味も特徴。
おすすめワイン:「ポール・ジャングランジェ アルザス・ピノ・グリ キュヴェ・デ・プレラ」「ジョス・メイヤー ピノ・グリ」「レオン・ベイエ ピノ・グリ」

【関連記事】
ピノ・グリとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ムロン・ド・ブルゴーニュ(Melon de Bourgogne)

フランス東部・ブルゴーニュ地方原産の白ワイン向けぶどう品種。マスクメロンに似た香りを持つことから「ムロン」と名付けられた。シュール・リー製法でつくられるAOCミュスカデの原料であるため、品種自体を「ミュスカデ」と呼ぶこともある。

主な産地:フランス・ロワール河口、アメリカ・オレゴン州
特徴:緑がかった透き通った色調で、フレッシュなアロマを持つ。軽くて爽やかな辛口。シュール・リー製法でつくるものには、白い花とかんきつ類を思わせるアロマ、微発泡が生じる。
おすすめワイン:「シャトー・ド・ラ・ラゴティエール ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー・ヴィエイユ・ヴィーニュ」「ポワロン・ダバン クレ・デュ・ソル・シャントグロール」

【関連記事】
ムロン・ド・ブルゴーニュとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

日本固有のぶどう品種

ブラック・クイーン(Black Queen)

日本で開発された赤ワイン用ぶどう品種。濃い黒紫色の果皮で、深みのあるワイン色となる。20世紀初頭、新潟県上越市でベイリー種とゴールデン・クイーン種を交配してつくられた。開発者の川上善兵衛にちなみ、「川上品種」とも言われる。

主な産地:新潟県上越市、長野県、山梨県
特徴:豊かな酸味と滑らかなタンニンが特徴で、フルーティーでボリュームある辛口の赤ワインになる。
おすすめワイン:「アルプス ミュゼドゥヴァン 松本平ブラッククイーン」「ルミエール レザンファン・ブラッククィーン」

【関連記事】
ブラック・クイーンとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)

日本固有の赤ワイン向けぶどう品種。20世紀初頭、川上善兵衛がベイリー種とマスカット・ハンブルグ種を交配させて開発した。国産ワインでは甲州に次いで第2位の生産量を誇り、国際的にも人気が高い。

主な産地:山形県、山梨県、長野県
特徴:色調は紫がかった赤色。香り高く華やかで、味わいはまろやか。赤ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン、ライトボディからミディアムボディまで多様なスタイルのワインがつくられている。
おすすめワイン:「岩の原葡萄園 深雪花 赤」「シャトー・メルシャン 穂坂マスカット・ベーリーA」「井筒ワイン NACマスカット・ベリーA」

【関連記事】
マスカット・ベーリーAとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

甲州(Koshu)

日本固有の白ワイン用ぶどう品種。山梨県勝沼が原産で、生食用としても名高い。近年のDNA解析から、ヨーロッパ系の品種が中国の野生種との交配を経て日本に渡ったという説が有力になっている。2010年、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録された。

主な産地:山梨県勝沼
特徴:果皮は淡い藤色で、「灰色ぶどう」と呼ばれる色調。甘さはあるがあっさりとしており、かんきつやモモのフルーティーなアロマが香る。酸味やクセは弱く、日本食にも合う、すっきりとした喉越し。
おすすめワイン:「グレイスワイン グレイス甲州」「シャトー・メルシャン 山梨甲州」

【関連記事】
甲州とは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

ヤマ・ソーヴィニヨン(Yama Sauvignon)

日本固有の赤ワイン用ぶどう品種。1990年、カベルネ・ソーヴィニヨンと、日本の在来種であるヤマブドウを交配して開発された。ヨーロッパ系ワイン専用品種の味わいと、日本の気候・風土における栽培しやすさといった、両者の長所を併せ持つ。

主な産地:山梨県、長野県
特徴:紫黒色のルビーレッドで、酸味・糖度ともに多い。ヤマブドウの野性的な風味とすっきりとした酸、カベルネ・ソーヴィニヨンの上品で芳醇な香りが同時に味わえる。
おすすめワイン:「三養醸造 ふつうヤマソービニオン」「能登ワイン クオネス ヤマソーヴィニヨン」

【関連記事】
ヤマ・ソーヴィニヨンとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック

さまざまな種類がある、ワイン用のぶどう。品種の違いだけでなく、どの地域で栽培されたのかなど、さまざまな要素で味わいも異なってくる。まずはそれぞれの品種の特徴を知り、ワイン選びの幅を広げてみてはいかがだろうか。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  tomoko

広告代理店を経て、フリーライター。得意ジャンルは、グルメ、IT、エンタメ、伝統芸能。