特徴・ポイント
ガンディア(Gandia)はスペイン・バレンシア地方で1885年に創立された、長い歴史を持つワイナリーである。生産するワインは世界85カ国以上に輸出されており、世界ワイン・アンド・スピリッツ・ジャーナリスト協会の「世界のトップワイナリー50」に選出されるなど、世界的な評価も高い。
ワインづくりのこだわり
高品質なワインをリーズナブルな価格で」をポリシーとしている。また、19世紀から続く伝統を重んじながら厳しい安全基準を設け、安心・高品質のワインづくりを行っている。
代表的なワイン
マルケス・デ・トゥーリア(赤)
ガンディアの主要ブランドで、トゥーリア公爵からその名の使用が許可されたという逸話を持つ。赤いベリーの香りと心地よい口当たり、柔らかな余韻が特徴。同じシリーズには白もある。
オヤ・デ・カデナス カヴァ ブリュット・ナチュレ
マカベオを100%使用した、瓶内二次発酵のスパークリングワイン・カヴァ。エレガントな柑橘類の香りとフルーティーな果実味、程よい泡立ちと滑らかな後味を感じられる。
ネブラ
ヴェルデホを100%使用。パイナップルや干し草を思わせる香りと、バターのような舌触りが印象的。爽やかな酸味と豊かな果実味のバランスが良い。
ワイナリーの歴史
1885年、フランスから入植してきたワイナリーで働いていたヴィセンテ・ガンディア氏が独立して設立。以来、ガンディア家が4世代にわたりワイナリーを経営している。
現在、ガンディアはバレンシア地方最大のワイナリーであり、世界のトップ50に入る規模を誇る。130年にわたる伝統とワイナリーの価値、品質を維持しながら、バレンシア地方の文化や社会福祉にも貢献する存在となっている。