モーゼルトーア

モーゼルトーアワインの特徴とは

   

モーゼルトーアの気候・風土

モーゼルトーアは、ドイツを流れるライン川の支流、モーゼル川流域に位置するベライヒ(ワイン生産地区)のひとつだ。モーゼル川沿いのベライヒの中でもモーゼルトーアはもっとも上流に位置し、ルクセンブルク公国との国境に近い。

この地区でつくられるワインのラベルには、モーゼル=ザール=ルーヴァーの記載がなされる。

栽培されるぶどうはリースリングミュラー・トゥルガウ、エルブリング、ケルナーなどが多い。中でもリースリングがその半分ほどを占める。

モーゼルトーアのワインの特徴

エルブリングによる発泡ワインや、リースリングの氷結ワイン(アイスヴァイン)が製造されていたこともある。しかし、基本的にあまりワインの生産量は多くない。これは、モーゼルトーアの畑面積が110haとそれほど広くないなどの理由からだ。

モーゼルにおいては、下流にあるザールやルーヴァー、ベルンカステルといったベライヒのワインが有名である。

エピソード

モーゼル川は544キロにも及ぶ長大な国際河川だ。フランスからルクセンブルク公国を経て、モーゼルトーアへと至る。古くから物流の手段として船が用いられてきた経緯もあり、特にフランスにおいては流域部に工業都市が多い。

モーゼル川沿いには国道が敷設されており、下流のコブレンツの町へはアウトバーンを利用して訪れることもできる。

モーゼルトーアの代表的なワイン

Perler Hasenberg, Riesling Eiswein, Petgen-Dahm, Mosel, Wei_wein, Mosel-Saar-Ruwer _ Moseltor / Weingut Okonomierat Petgen-Dahm

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