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小樽でワインを楽しもう――小樽産ワインが飲めるお店、バー、ショップ、祭りなど紹介

   

異国情緒を感じさせる石造りの建物が建ち並ぶ都市、小樽。かつて北海道の玄関として栄えた小樽運河や、運河沿いの倉庫群のノスタルジックな趣きは、人々の心をつかんで離さない。

実は、小樽は北海道屈指のワインの名産地。中でも、北海道ワインの「おたるワイン」は世界的な品評会で数々の賞を授与されている。

小樽市内のレストランやバーでは、小樽でつくられたおいしいワインに加えて、世界的に有名なワインからマイナーなワインまで、存分に楽しむことができる。

「小樽」――街の食文化と特徴、ナイヤガラワイン

海に面する小樽では、海の幸をふんだんに使ったおいしい料理を味わうことができる。また、最近は小樽発のスイーツも注目を集めている。今や、海鮮ではなくスイーツを目当てに小樽へ観光に訪れている人も少なくない。

海鮮からスイーツまで、小樽のグルメを心行くまで楽しめるレストランは、運河周辺に集まっている。運河周辺には数多くのワインバーも軒を並べており、小樽でつくられたワインを味わうことができる。また、レストランでも料理に合うおたるワインが提供されていることがほとんどだ。

先述したように、小樽でつくられるワインは北海道ワインの「おたるワイン」が有名だ。その「おたるシリーズ」の中では特に、主に北海道で収穫されるアメリカぶどうのナイヤガラを使った「おたるナイヤガラ」が知られている。

ここからは、小樽でワインを飲めるレストランやナイヤガラワインを飲めるワインバー、おすすめのワインショップなどを紹介しよう。

小樽産のおいしいワインが飲めるお店はどこ?

小樽バイン

かつて北のウォール街と呼ばれた通りの一角にあるレストラン、小樽バイン。明治時代に建てられた荘厳な石造りの建物の中には、オレンジ色の光に包まれたぬくもりあふれる落ち着いた空間が広がっている。

小樽バインの何よりの魅力は、小樽の旬の食材を使った本格イタリアンとともに、小樽産のワインを堪能できること。デザートメニューも豊富な同店では、北海道産ナイヤガラの中で最も糖度の高いぶどうから搾汁されたデザートワインを飲むこともできる。

併設されているワインショップでは、おたるワインを中心に約100銘柄以上のワインが取りそろえられているというから、お土産にも事欠かない。小樽の食とワインを心行くまで楽しみたいならば、訪れない手はないだろう。

定休日:不定休
営業時間:ランチ 11:00~14:00/カフェ 14:00~17:00/ディナー 17:00~22:00
電話番号:0134-24-2800
住所:北海道小樽市色内1-8-6
アクセス:JR函館本線 小樽駅より徒歩10分

ホームページ:https://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/

小樽でおすすめのワインバーはこちら

BAR MODERN TIMES

近年、巷で噂になっている小樽のナイヤガラワインを使ったカクテル「ワインボール」を生み出したBAR MODERN TIMES(バーモダンタイムス)。1983年に創業して以来、地元の人はもちろん、多くの観光客に愛され続けているバーだ。

金魚鉢のようなかわいらしいグラスで提供される青いワインボールは、夏の海のように爽やかな印象。ナイヤガラワインの初心者はもちろん、ナイヤガラワインを知り尽くしていると自負する人も、思わずとりこになってしまうに違いない。

定休日:日曜
営業時間:月~木 19:00〜25:00/金~土 19:00~26:00
電話番号:0134-33-2025
住所:小樽市花園1-9-26 第2小川ビル 1F
アクセス:JR函館本線 小樽駅より徒歩15分

ホームページ:http://www.otaru-hanamachi.net/snack-bar/modern-times/

小樽産のおいしい赤ワインを味わうなら

Beef & Winebar 灯-LAMP

小樽のワインといえばナイヤガラワインをはじめとする白ワインが有名だが、赤ワインも負けてはいない。小樽産の赤ワインを味わいたいならば、Beef & Winebar 灯-LAMP(ビーフアンドワインバーランプ)がおすすめだ。

Beef & Winebar 灯-LAMPは、北海道産の黒毛和牛を使った牛肉料理を提供しているビーフ&ワインバル。アットホームな空間でくつろぎながら牛肉料理と赤ワインのマリアージュを楽しめる。小樽で至福のひとときを過ごしたい人は、ぜひ訪れてみてほしい。

定休日:水曜
営業時間:月~土 18:00~深夜/日曜 18:00~0:00
電話番号:0134-61-1170
住所:北海道小樽市花園3-8-18
アクセス:JR函館本線 南小樽駅より徒歩12分

ホームページ:https://8s2vq.crayonsite.info/

小樽でワインを買うなら訪れるべきワインショップ

小樽高島加藤商店

創業90年以上の歴史を誇る小樽高島加藤商店は、地元の人のみならず、観光客も多く訪れるワインショップだ。小樽産のワインはもちろん、厳選素材でつくられた自然派ワインや世界各国の高級ワインなど、さまざまなワインを取りそろえている。

小樽の食材に合うワインを選びたいときには、親切な店長に質問をしてみよう。数々のワインを試飲し、洋食から和食まで小樽の食を知り尽くしている店長が、相性抜群のワインをおすすめしてくれる。

定休日:不定休
営業時間:9:00~21:00
電話番号:0134-23-1692
住所:北海道小樽市高島2-17-20
アクセス:北海道中央バス・高島祝津線 高島3丁目バス停より徒歩8分

ホームページ:http://www1.enekoshop.jp/shop/bimi/

小樽で参加できるワインイベント・ワイン祭り

北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる

北の収穫祭 ワインカーニバル in おたるは、小樽のワインを味わい尽くせる北海道ワイン主催のワイン祭りだ。毎年5月に開催され、おたるワインはもちろん、小樽が誇る秋の味覚を楽しめる。

ワインを片手にステージイベントを見るのもよし、目玉商品のワインを買い求めるもよし。秋の北海道を訪れるのであれば、ぜひ参加したいイベントだ。

小樽のワインスクール・教室に通うなら

みんなで楽しむワイン教室

小樽道新文化センターで開催される「みんなで楽しむワイン教室」は、ワインの選び方やワインの楽しみ方を学ぶことができるNPO法人ワインクラスター主催の講座だ。資格取得を目的とするものではないため、ワイン好きであれば誰でも気軽に参加できる。

講師は、ソムリエの上級資格であるシニアソムリエの資格を持つ阿部眞久代表。料理上手なアシスタントの沼田枝己副代表とともに、ワインの魅力をわかりやすく教えてくれる。

開催されるのは10月~12月と1月~3月の第3土曜日。昼下がりに催されるアットホームな雰囲気の講座であるため、女性からの人気が高い。

講座中は受講生同士で自由に会話できる上、講座終了後は任意参加のミニパーティーが開かれ、受講生同士の親睦を深めることができる。ワイン仲間をつくりたい人にとって、この上ない環境のスクールだ。

定員各22名(最少開講人数6名)
受講料:10月~12月(3回) 6,804円/1月~3月(3回) 6,804円
教材費:1回 2,000円(3回分前納)

定休日:日曜、祝日
窓口営業時間:平日 9:30~18:30/土曜 9:30~17:30
電話番号:011-206-8169
住所:北海道小樽市稲穂2-8-4 小樽道新文化センター
アクセス:JR函館本線 小樽駅より徒歩7分

ホームページ:http://winecluster.org/archives/6402/

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