マウント・ハーラン

マウント・ハーランワインの特徴とは

   

マウント・ハーランの気候・風土

マウント・ハーランは、サンフランシスコから南に100km、太平洋から40kmほどの内陸部、ホリスター近傍に位置するワイン生産地。AVAに認定されている。

標高863mのマウント・ハーラン頂上は石灰岩が露出している。その裾に広がるようにぶどう畑が展開されている。

ぶどう畑の大半は標高700m以上にある。
冷涼な気候で、一定の日照もあるため、ぶどうは時間をかけて成長する。高地にあることと、海岸に近いことでよく晴れるが、カリフォルニアの中でも涼しいぶどう栽培地域の1つである。

San Benito County Vineyard

マウント・ハーランのワインの特徴

マウント・ハーランといえばピノ・ノワール種と「カレラ」ワイナリーが有名だ。
「カレラ」は「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と言われるほど品質に定評がある。
ピノ・ノワール種の粒は小さく、果汁分も少ないため、ほとんどが果皮と種であるが、糖度は、24~25度と高い。

赤ワインは世界的に評価され、しっかりした骨組みと、滑らかなタンニンのバランスが取れている。ストロベリーやチェリー、ミントなどを感じ飲みやすいものから、切れのいい味をもった個性的なもの、スパイシーな後味など個性豊かなワインが楽しめる。

白ワインシャルドネを原料につくられ、アップルや桃、洋梨の香りがあり、白い花のアロマを持つ。さわやかな後味と滑らかな飲み口が特徴である。

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エピソード

「カレラ」とはスペイン語で“石灰岩でできた焼き窯”を意味し、ワイナリー名はこれに由来する。
ラベルに使われているシンボルマークは、1866年製3 0フィートの高さをもつ焼き窯がモデルになっている。

オーナーであるジョシュ・ジェンセン氏は1971年から2年の年月を費やし、石灰岩がある土地を探した。1978年から上質なピノ・ノワールの栽培を始め、今では有名ワイナリーにまで成長した。カリフォルニアでヴィオニエ種を選択した最初のワイナリーでもある。

マウント・ハーランの代表的なワイン

カレラ・ジェンセン ピノ・ノワール マウント・ハーラン
カレラ シャルドネ マウント・ハーラン
カレラ ヴィオニエ マウント・ハーラン
カレラ ピノノワール セントラルコースト
カレラ セントラルコースト シャルドネ

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