トリニティ・レイクス

トリニティ・レイクスワインの特徴とは

   

トリニティ・レイクスの気候・風土

トリニティ・レイクスは、アメリカ西海岸・カリフォルニア州のAVA(アメリカぶどう栽培地域)のひとつ。州北部の内陸側、トリニティ郡に位置する。

AVA名はトリニティ川上流の2つの湖に由来する。ひとつはアルファベットの「C」の形をしたルイストン湖。もうひとつはさらに上流、南北に広がる大きなトリニティ湖だ。ルイストン湖とトリニティ川の境目にはダムがある。またトリニティ湖の左岸には、空港を擁するトリニティ・センター市がある。

気候は冷涼。土壌は水はけがよく、ぶどうの栽培に適している。

栽培されるぶどうは白ぶどうではリースリングシャルドネゲヴュルツトラミネール、黒ぶどうではカベルネ・ソーヴィニヨンピノ・ノワール。サンジョヴェーゼやピノ・グリなどを栽培しているワイナリーもあり、種類は豊富。

トリニティ・レイクスのワインの特徴

ピノ・ノワールなど、冷涼な気候を活かしたフランス品種によるワインが多い。2年熟成タイプのリゼルヴァをつくるワイナリーもある。

地元ではいくつかのワイナリーが生産を行っているが、国際的に輸出を行うワイナリーはほとんどない。

トリニティ川の南岸にあるワン・メープル・ワイナリーや、トリニティ・センター市にあるアルペン・セラーズなどが比較的有名。しかし、これらのワインは日本ではまだ取り扱われてない。

エピソード

トリニティ・センター市では、ジャズとワインを楽しむトリニティ・レイク・フェスが開催される。毎年7月の第3土曜日に、地元のワイナリーが参加しにぎやかに執り行われる。2015年は新たに2社のワイナリーが参加。合計10社での開催となった。

トリニティ・レイクではまだ国際的なワインはつくられていないが、地元のワイナリーは活発に活動している。今後国際的なワインが作られる可能性は大いにあるといえる。

トリニティ・レイクスの代表的なワイン

(国内に輸入されているワインはないようです)

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