カレンシー・クリークの気候・風土
カレンシー・クリークは南オーストラリア州に属し、サザン・フルーイオに隣接するワイン産地だ。西は港の村であるポート・エリオットから、東はアレキサンドリーナ湖まで広がる。
周囲を海に囲まれ、海風の影響を受ける。気候はマーガレット・リバーなどと似ており、ラングホーン・クリークより少し涼しい。土壌は水はけが良い砂質土壌が多い。
カレンシー・クリークのワインの特徴
カレンシー・クリークには5つのワイナリーがある。
繊細なソーヴィニヨン・ブラン、奥行きのあるカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、またタンニンが控えめでなめらかなシラーズのワインを醸造している。
エピソード
カレンシー・クリークが開拓されたのは1830年ごろだが、初めてぶどう栽培が始まったのは1969年と比較的最近のことだ。この時期に植えられたぶどうの樹は、この地域のワイナリーを今でも支え続けている。
周囲の自然は豊かで、ホエールウォッチングやバード・ウォッチングなどに適している。
カレンシー・クリークの代表的なワイン
・ワイナリー・ロード・ブリュット・キュヴェ/カレンシー・クリーク・エステート
・リミテッド・リリース・シラーズ/レイスウェイツ・ワイン
・メルロー/バラスト・ストーン・エステート