ラングホーン・クリーク

ラングホーン・クリークワインの特徴とは

ラングホーン・クリークの気候・風土

ラングホーン・クリークは南オーストラリアの歴史あるワイン産地だ。その歴史は1860年までさかのぼり、ブレマー川とアンガス川の恵みのおかげで安定したぶどう収穫量を確保してきた。

深層にまで沖積砂質ロームの土壌が広がるこの地は、南大洋とアレクサンドリナ湖から吹き付ける風により穏やかな気候が保たれる。ブレマー川とアンガス川より灌漑設備が敷かれ、最近の畑ではドリップ式灌漑が行われる。

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ラングホーン・クリークのワインの特徴

赤ワインを主に産出する。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にしたワインは、飲みやすく柔らかい口当たり。しばしば、マルベックとブレンドされる。

シラーズをメインにしたワインは単一品種でつくられることが多く、はじけるような果実味にあふれた味わいだ。

Puritan Shiraz 2011 - Temple Bruer, Langhorne Creek

エピソード

国際的な評価を得たワイナリー「ステップ・ロード」はこの地をベースにワインを生産しているが、その理由は独特の土壌にある。2つの川が氾濫してできた特異な沖積土によってぶどうは育まれ、滑らかな舌触りのワインとなるからだ。

また、この地域の冷涼な気候は、ワインの味わいに複雑味を与えている。

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ラングホーン・クリークの代表的なワイン

・リザーブ・シラーズ/ヌーン・ワイナリー
・リザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン/ヌーン・ワイナリー
・シラーズ/ブラザーズ・イン・アームス
・ハンドメイド・シラーズ/マクギガン

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