ベンディゴの気候・風土
ベンディゴはオーストラリア・ヴィクトリア州内陸に位置するワイン産地。メルボルンから約80の場所にある。
気候は標高によって異なるが、標高400m前後の場所では昼夜の気温差が大きく、ぶどうの味がバランス良く育つ。標高が低いエリアでは、より力強く果実味にあふれたワインが出来上がる。
土壌は南東オーストラリアに多く見られる、埴土ベースに茶色の砂土や殖壌土が重なるもの。栄養素が低いため、良質のぶどう栽培には収穫量の調整が必須だ。
ベンディゴのワインの特徴
ベンディゴは力強い赤ワインが有名で、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズを使用した熟成可能なワインが多く醸造される。
特にカベルネ・ソーヴィニヨンについては、ミントを思い出させる特徴的な香りを持っている。白ワインについては、シャルドネが中心だ。
エピソード
ベンディゴは、ヴィクトリア州を代表する優雅な街並みで知られ、観光客の集まる人気の街だ。
ゴールドラッシュ時代に一攫千金を夢見る採掘者が世界中から押し寄せた、そのころの栄華を感じさせる見事な建築や庭園が残っており、見どころの多い魅力的な場所だ。
ベンディゴの代表的なワイン
エステート・シラーズ/ブラックジャック
フェアバンク・シラー/サットン・グランジ
カベルネ=メルロ/ブラックジャック
カベルネ・ソーヴィニヨン/バルゴニー・エステート