ベルジュラック

ベルジュラックワインの特徴とは

   

ベルジュラックの気候・風土

ベルジュラックはドルドーニュ川の沿岸、ボルドーから100kmほど東に行ったところにあるAOC。ドルドーニュ川の青色とぶどう畑の緑色、その2色のコントラストが美しい光景が広がる。

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Chateau Pique S?gue” by PiquesegueOwn work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.

モンラヴェル、ロゼット、ペシャルマン、モンバジャック、ソーシニャックを含む広域の名称として「ベルジュラック」と呼ばれることもあればその中の一部を指すこともある。こちらのページでは後者の狭域を指すベルジュラックについて紹介する。

ベルジュラックの土壌は、石灰岩質と粘土状質が混ざり合う。平野部にぶどう畑が作られ、気候条件も良好。

ベルジュラックのワインの特徴

ベルジュラックでは、ロゼや白ワインも少量つくられるが、なんと言っても赤ワインが個性的。大半はセニエ方によって醸造されるが、ごく一部には樽熟成で製造されるワインも見受けられる。
赤ワインにはボルドーワインと同じような品種のぶどうが使用され、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、マルベックなどが使われる。場合により伝統的品種を使用することもある。複数の品種をブレンドしてつくられるワインは、芳醇で深みのあるアロマに仕上がる。

ch?teau combrillac 2000

近年生産され始めたロゼワインは、フルーティな甘さと軽い口当たり。爽やかなフィニッシュで魚料理と相性もいい。

白ワインは力強いしっかりとしたアタック。ぶどうのうま味が詰まった香りからワイン本来の輪郭をしっかりと捉えることができる。白は2年以上の熟成型が多い。

Chateau

エピソード

ベルジュラックワインの発展は、ドルドーニュ川により支えられてきた。ワイン商人は船に酒樽を積んでドルドーニュ川をくだり、ボルドーへ出て販売してきた。

ベルジュラックの代表的なワイン

シャトー・ラ・レイル ベルジュラック・セック白
シャトー・ラ・レイル ベルジュラック赤
シャトー・ヴァリ ベルジュラック・セック
シャトー・ブアン ベルジュラック赤

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