ラーゴ・ディ・コルバーラ

ラーゴ・ディ・コルバーラワインの特徴とは

   

ラーゴ・ディ・コルバーラの気候・風土

ラーゴ・ディ・コルバーラは、イタリアのウンブリア地方、コルバーラ湖北の限られた地域でつくられている。

コルバーラ湖は人口湖で、「世界一住みやすい町」ともいわれるトーディと、ローズウィンドウのあるオルヴィエート大聖堂で有名なオルヴィエートの間に位置する。コルバーラ湖周辺は「緑のウンブリア」と呼称されるほど恵まれた土地。冬は温暖で、夏は気温が上がる反面、風通しも良く、ぶどうの栽培には好適な地中海性気候となっている。

ラーゴ・ディ・コルバーラの生産地となるコルバーラ湖周辺では、さまざまなぶどう品種が栽培されていて、それぞれの品種の魅力を引き出すブレンドでワインがつくられている。

生産量は26万本ほど。癖がなく飲みやすいワインをつくることから、日本人好みのワイン生産地とも言われている。主な生産者として、ベルベラーニ、サルヴィアーノ、デクニャーノ・ディ・バルビなどが挙げられる。

wine 9953

ラーゴ・ディ・コルバーラのワインの特徴

ラーゴ・ディ・コルバーラには、カベルネ・ソーヴィニヨン種主体のもの、国際品種にサンジョヴェーゼなどの地元種を混醸したもの、それぞれ単品種のものと多様なワインがある。ただ、DOCとして認められているのは赤ワインのみ。

多くは若飲みタイプとなっているが、フルーティーさが引き立つしっかりとしたボディのものも存在する。

熟した果実やバニラ、花といった品格ある香りや、たばこの香りが特徴的。口に含むと丸みのある味を残したまま広がる。ほんのり軽い渋味を伴い、飲み終えた後も余韻が長く続く。

肉料理であれば牛肉のステーキやバターなどを使った重厚なもの、チーズであればペコリーノトスカーノのような羊の長期熟成したもの、パスタであれば牛肉を用いたパスタなどとの相性が良い。

Oxtail Ragu with Fettucine

エピソード

ラーゴ・ディ・コルバーラを日本語に訳すと「コルバーラ湖」という意味を持つ。

SAT1, day 2

ラーゴ・ディ・コルバーラの代表的なワイン

ラーゴ・ディ・コルバーラ D.O.C. サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネソーヴィニョン

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