ワイン用語集

クラレット

クラレットの意味/解説

クラレット(クレレ、claret)とは、フランス南西部に位置するボルドー地方産の赤ワインの通称。主にイギリスでボルドーワインを指すときに用いられる。
クラレット(クレレ)はフランス語で「薄い赤色」という意味。

12世紀、ボルドー地方の王妃がイギリス王室に嫁ぐことになり、その持参金としてボルドー地方一帯の土地をイギリスへ贈与した。ボルドーはイギリス領となり、ボルドー産の赤ワインがイギリスにもたらされた。

ボルドーワインといえば、やや濃い赤紫色で知られているが、当時は淡い赤色をしていたと言われる。
このため、イギリスではクラレット(クレレ)がボルドーワインの代名詞となったとされている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で