コーポレート・マニピュランの意味/解説
コーポレート・マニピュラン(Corporate Manipulant)とは、フランス・シャンパーニュ地方における醸造形態のひとつ。農家が協同組合をつくり、組合でワインを生産する形態をこう呼んでいる。
コーポレート・マニピュランは、日本でいうところの「農協」に近い形態とも言われており、資金面や設備などの問題を抱える農家たちが協会をつくり、シャンパーニュのワイン製造を行っている。
シャンパーニュ地方にはワイン生産者の組織形態が3つあり、その他の組織形態には、他者が裁判したぶどうを購入してシャンパーニュを製造する「ネゴシアン・マニピュラン」、自ら栽培したぶどうでシャンパーニュを製造する「レコルタン・マニピュラン」がある。