ワイン用語集

ドメーヌ

   

ドメーヌの意味/解説

ドメーヌ(フランス語: domaine) とは、ぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培からワインの醸造、瓶詰めまでを行うワイン生産者のこと。

ドメーヌもシャトーも自家栽培、自家醸造のワイン生産者だが、シャトーは主にボルドー地方の生産者、ドメーヌはブルゴーニュ地方を中心に、ボルドー地方以外の生産者を表す。

本来、「お城」の意味を持つシャトーは、もともと広大な土地を所有する地主にルーツを持つところが多く、広大な畑を主に個人で所有している。一方、「区画」や「領地」の意味を持つドメーヌは、農民にツールを持ち、1つの畑を細分化し複数のドメーヌで分割所有している。

ボルドー地方ではシャトーが格付け対象になっているのに対し、ブルゴーニュ地方では、畑が格付け対象となっている。そのため、同じ畑から生産されたワインでも、ドメーヌにより味がことなる異なるので、どのドメーヌでつくられたかが重要となる。

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