フレーバード・ワインの意味/解説
フレーバード・ワイン(flavored wine)とは、ワインをベースに、スパイスやハーブ、果汁などを加えて作られた酒のこと。醸造後に果実や果汁、ハチミツをはじめとした各甘味料、薬草やスパイスなどを加えた独特の香りと味わいが特徴とされている。
なお、ワインの醸造中に醸造酒を加えたアルコール度数の高いワインは「フォーティファイドワイン」と呼ばれ、醸造後に香味料などを加えた「フレーバード・ワイン」とは別の分類とされている。
アロマタイズド・ワインとも言われて、混成ワインという意味を持つ。
世界的に最も知られる代表的なフレーバード・ワインには、イタリアのサングリアやフランスのデュボネ、キール、イタリアのヴェルモットなどがある。