ギガル社の意味/解説
ギガル社(Guigal)とは、フランスのコード・デュ・ローヌ地方にあるワイナリーのことだ。
1964年にエティンヌ・ギガルによって、コード・デュ・ローヌのアンピュイで設立されたワイナリー。年間に600万本ものワインを世界中に届ける巨大ワイナリーとして知られている。
ゴート・デュ・ローヌ地方の老舗に比べて後発組であったギガル社は、初期のころはネゴシアン業のみを手掛け、年間生産量が1万7000本ほどの小さなワイナリーだった。
1961年に、現オーナーであるマルセル・ギガルが社長に就任。ドメーヌとしてワインづくりをスタートさせた。就任前と比較して300倍以上の成長を遂げ、今や世界で最も高い評価を得る生産者の1つとなった。
ギガル社のワインは独自の製法で製造されており、特に赤ワインは、濃く、力強く、ぶどうのポテンシャルを最大限生かしたスケールの大きいワインとして知られている。