ラベルの意味/解説
ラベルとは、ワインの瓶に貼り付けられていて、ワインの銘柄や産地、ヴィンテージ(ぶどう収穫年)、ぶどうの種類、アルコール度数、格付けなど、そのワインに関する情報が表示されているもの。
ラベルの表示内容は、国や地域によって異なるが、ワインの銘柄とヴィンテージは必ず表示されている。その年のぶどうの良し悪しがワインの出来に直結しているため、ヴィンテージは、ワインの当たり年を見る基準となるためだ。
ワイン生産国では、ラベルに表示しなければならない項目を定めている国もある。
フランスでは、A.O.C.に認定されたワインの場合、原産地名称、フランス産、原産地統制呼称名、瓶詰め元(生産者)名、瓶詰めした場所の住所、内容量、アルコール度数の表示が義務付けられている。
イタリアでは、格付け、瓶詰めした町の名称、ぶどうの産地、アルコール度数、イタリア産、内容量の表示が義務付けられている。