ライト・ドライ・ホワイト・ポートの意味/解説
ポルトガル北部でつくられるワインのことをポートワインと呼ぶが、ポートワインには「レッドポート」「ホワイトポート」「ルビースタイル」「トゥニースタイル」「ロゼポート」など、さまざまなタイプがある。
ライト・ドライ・ホワイト・ポート(Light Dry White Port)とは、その中でもホワイト・ポートにおける上級ワイン。アルコール度数が16.5度以上で、通常のポートワインよりアルコール度数は低めだ。ポートワインは通常、アルコール度数が19~22度であることから、アルコール度数の低いポートワインを求める市場の声により造られたものになる。
ライト・ドライ・ホワイト・ポートは、伝統的なホワイトポートに比べて低温で発酵させることにより、発酵期間を長くしているのが特徴。味わい自体はドライという言葉のとおり、ホワイトポートに比べて比較的辛口。花の香りを中心とした華やかな香りで構成されており、ファンが多い。