ミネラル感の意味/解説
ミネラル感とは、ワインの味わいの表現方法の一種として使われるワイン用語。一般的には、ワインが心地よい味わいであって、フレッシュさを感じさせる場合に使われている。
「ミネラル感」と言ったときに、具体的には明確に何を指して使われるかははっきりと定義しづらくなっているが、白ワインの特性を表現する場合に使用されることが多い。
香りとしては、火打石や雨上がりの土、インク、鉛筆の芯、ナフリタン、味わいとしては、酸、苦み、塩気などを感じる場合に「ミネラル感」という表現が用いられる。
ミネラルを感じさせる要因として、ウドンコ病を予防するためにぶどう畑に散布される「イオウ」の硫化物臭や、全房発酵、シュル・リー、バトナージュの際にもたらされるチオール化合物がミネラル風味になるなど、さまざまな意見がある。