ワイン用語集

オーク樽

   

オーク樽の意味/解説

オーク樽(Oak Barrel)とは、ワインを貯蔵・熟成させるために用いられる貯蔵樽のこと。オーク樽自体、もともとは液体の貯蔵を目的として使用されていたが、近年ではワインの醸造において、熟成を進めるために必要な工程の1つとしても捉えられるようになった。

オーク樽はオーク材を使用して作られている。オーク樽に使われるオーク材には、フレンチオークとアメリカンオークをがあるが、近年はオーストラリア産やロシア産のオーク材なども用いられてる。日本では落葉樹の楢が該当する。

オーク樽は「ワイン樽」とも呼ばれており、中央部が膨らんだ独特の形状になっている。側板の内側をあぶって曲げて樽の形状を形成するが、このあぶり具合によっても、ワインに与える香りが変化する。

使われる樽材によってワインの味が大きく変化することから、オーク樽はワイン造りにおいて、非常に重要な役割を果たしている。

Wine in oak barrels

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