ワイン用語集

ロバート・パーカー・Jr.

ロバート・パーカー・Jr.の意味/解説

ロバート・パーカー・Jr.とは、世界で最も影響力があるワイン評論家の1人。1947年アメリカ合衆国メリーランド州生まれ。

ロバート・パーカー・Jr.氏 (Robert M. Parker, Jr.)が行うワイン評価は、パーカーポイント(pp)と呼ばれている。

このパーカーポイントは、価格や生産者の評判に左右されることなく、比較的公平にワインを評価しているとして、世界中の業者や消費者の間で、ワイン選びの基準の1つとして利用されている。

パーカーポイントでは、評価に値するワインは最低でも基礎点の50点を与えられる。一方で、評価に値しないワインは点数を与えられないため、実際の評価点は50〜100点となる。

評価は、味わい(20点満点)、香り(15点満点)、熟成の見込みなど全体的な質(10点満点)、色などの外観(5点満点)に対して点数をつけてゆき、基礎点との合計がパーカーポイントとなる。

パーカー氏は、1975年からワインに関する記事を書き始め、1978年にワイン小売業者向けのワイン情報誌「ワイン・アドヴォケイト」を発行。この情報誌の成功により、現在の地位を築いた。

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