スティルワインの意味/解説
スティルワインとは、製造法や原材料をもとにワインを分類したときの分類の1つ。
ワインは、製造法や原材料によって、スティルワイン、スパークリングワイン、フォーティファイドワイン、フレーバードワインの大きく4つに分けられる。
スティルワイン(Still Wine)は、非発泡性のワイン。一般的にワインと言ったらこのワインを指す。発酵の際に発生する炭酸ガスを除いてつくられているため、泡がたたないのでスティルワインと呼ばれている。赤ワインや白ワイン、ロゼワインはこの分類に入る。
スパークリングワインは、炭酸ガスを閉じ込めた、泡立つワイン。フランスのシャンパーニュ地方でつくられるシャンパンもこの分類に入る。
フォーティファイドワインは、ワインの醸造過程でアルコール(酒精)を添加して、アルコール度数を高めたワイン。スペインのシェリー、ポルトガルのポートワインやマデイラが有名。
フレーバードワインは、スティルワインに香辛料などを用いて風味をつけたワイン。イタリアのベルモットやスペインのサングリアが有名。