スーパーセカンドの意味/解説
スーパーセカンド(Super Second)とは、ボルドー格付けの1級ワインと同等の品質、またはそれをも凌ぐ品質を持つ2級ワインの呼称だ。
「スーパーセカンド」の定義は曖昧で、厳格にどのワインをスーパーセカンドと呼ぶかなど、どこかの組織が定めているわけではない。そのため、ボルドー格付けで「3級以下」と格付けされたワインであっても、「スーパーセカンド」と呼ばれることもある。
ボルドー格付けが行われた1855年以降、1973年に「シャトー・ムートン・ロートシルト」が2級から1級に格上げされたことを除くと、その格付けは変更されていない。
現在ではワイン醸造技術なども大きく変わり、格付けされているよりも品質・評価が優れているワインが多数生まれ、そうしたワインの魅力を伝えるためにスーパーセカンドという呼称が生まれたとも言われている。