テーブルワインの意味/解説
テーブルワイン(table wine)とは、価格帯が低く、日常消費用として毎日飲むことができるワインのこと。デイリーワインとも呼ばれる。
また、食前酒として飲まれるワインに対して、主菜と一緒に飲まれる辛口ワインなどの食中酒のことも「テーブルワイン」と呼ばれている。
欧州連合では、加盟国ごとに独自に制定されているワイン法を統合するガイドラインが設けられているため、ワインの優良産地名が保護されている。そのため、ふさわしい規定に準じてつくられるスーペリアー・クォリティ・ワイン(superior quality wine)と、規制の緩やかなテーブルワインの2つのカテゴリーに大別することができる。
フランスでは「ヴァン・ド・ターブル」(Vin de Table)のクラスがテーブルワインとなる。日常消費用ワインのため、フランスのワイン生産量の40~50%を占めている。