ヴァン・ド・ペイの意味/解説
ヴァン・ド・ペイとは、2009年までのフランスのワイン法におけるワイン格付けの1つで、Vin-de-PaysあるいはV.D.P.と表示される。
2009年までのフランスのワイン法では、ワインを上位からA.O.C. (原産地呼称統制)、V.D.Q.S. (原産地名称上質指定ワイン)、Vin de Pays (ヴァン・ド・ペイ、V.D.P.)、Vin de Table (ヴァン・ド・ターブル、V.D.T.)の4段階に格付けしていた。
2008年にEU のワイン法が改正され、それに伴い、フランスのワイン法も2009年に改正さたため、現在、ヴァン・ド・ペイという格付けは存在しない。ワイン法改正後、フランスではワインをA.O.P.、I.G.P.、地理的表示のないワインに分類している。