ワイン用語集

ヴィンテージチャート

ヴィンテージチャートの意味/解説

ヴィンテージチャートとは、ワインの品質や熟成度を生産年や生産地区ごとに評価した一覧表。
ヴィンテージチャートの製作者によって評価の仕方は異なるが、大体の評価は似たものになる。

ワインはぶどうから醸造されるため、その年のぶどうの良し悪しがワインの出来に直結している。そのため、ヴィンテージ(ぶどうの収穫年)は、ワインの当たり年を見る基準となっている。

天候に恵まれ、味が濃く上質なぶどうが収穫された年は、色、渋味とも申し分ない高品質のワインになる。濃縮度が高いため、まろやかになるまで熟成させるには時間がかかる。

一方、ぶどうの出来があまり良くない年のワインは、熟成するまでの期間が短い。つまり、ヴィンテージによってワインの飲み頃を知ることができる。そのため、それぞれの年のぶどうの出来や熟成度をまとめたヴィンテージチャートがあり、ワインのラベルには、ヴィンテージが記載されている。

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