ワイン用語集

ヴィエイユ・ヴィーニ

ヴィエイユ・ヴィーニの意味/解説

ヴィエイユ・ヴィーニ(Vieille Vignes)とは、フランス語で「樹齢の高いぶどうの木」という意味。英語ではオールド ヴァイン。

ラベル表記に関しては、一般的に30年から40年以上の樹齢の木を指すが、厳格な基準が無く生産者の裁量でエチケット表記されている。フランスをはじめ、他国においても古木に関する明確な表記が無く、商業上の目的としても表記されることもある。

ぶどうの木はおよそ120年生きると言われており、樹齢を重ねるごとに根が深く張り巡らされ、栄養分を多く吸収する。

また、年を重ねるにつれて木になる果実の量が減少するため、若木に比べて古木にはクオリティーの高いぶどうができると言われている。

特にシャンパーニュをはじめとした一流ワイン生産者の間では、現在でも古木のぶどうからクオリティーの高いワインが製造されている。ヴィエイユ・ヴィーニ表記のあるワインは通常に比べて高額な価格が設定されている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で