ワイン用語集

ヴァイングート

ヴァイングートの意味/解説

ヴァイングートとは、オーストリアで、ぶどうの栽培からワインづくりまでを行うワイン生産者を指す。
ヴァイングートは、Weingutと綴り、いわゆるワイナリーを意味する。自己所有している畑の面積を上回らなければ、借りた畑を使用して栽培したぶどうでも良いとされている。

オーストリアでは、白ワインが多く生産されており、ワイン生産量の7割を占める。グリューナー・ヴェルトリーナー種を原料としたものが多い。
また、デザートワインもつくられていて、ノイジードル湖周辺の貴腐ワインが有名。

近年、赤ワインの生産も増えてきており、現在はワイン生産量の3割を占めるまでになった。ブラウフレンキッシュ種やピノ・ノワール種、オーストリアで品種改良されたツヴァイゲルト種が主として使用されている。

オーストリアでは、1990年代以降、オーガニック農法が広がり、現在では農地の2割がオーガニック農地となっている。

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