特徴・ポイント
ジェイコブス・クリーク(Jacob’s Creek)はオーストラリアで販売量No.1のワインブランド。世界各国のワインコンクールで高く評価されるワインを生み出し、2008年には世界のベストワイナリー100で1位に輝いた。これまでに7000以上の受賞歴がある。
ワインづくりのこだわり
ぶどうと土壌の特徴を生かしたワインづくりを心掛け、甘味と酸味のバランスや、ぶどう本来の味を大切にしている。
代表的なワイン
ジェイコブス・クリーク シラーズ・カベルネ
ジェイコブス・クリークの代表作、フラッグシップとなるワイン。バランスの取れたタンニンが快く感じられ、しっかりとしたプラムの香りに隠されたスパイス香が魅力的。
ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル シラーズ
ワイン樽とウイスキー樽を使用してダブル・バレル(二重熟成)を施したプレミアム赤ワイン。「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル」シリーズには、他にカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったアイテムがある。
ジェイコブス・クリーク 「わ」
和食とのマリアージュを意識してつくられたのが「わ」シリーズ。赤・白に加えてスパーリングがラインアップされている。ジェイコブス・クリークからは他にも、花火をイメージしてつくった「かぎや」といった日本を強く意識したアイテムが出荷されている。
ワイナリーの歴史
南オーストラリア州のジェイコブス・クリーク沿いで、1847年にドイツからの移民であるヨハン・グランプ氏がぶどう栽培に着手したのがジェイコブス・クリークの始まりだ。
1850年に初めてのワインが完成した。グランプ氏はその後、84歳で逝去するまでワインづくりを続けたという。
ジェイコブス・クリークが飛躍的な成長を遂げたのは、1976年。ヨハン・グランプ氏がワインづくりを始めた土地であり、ジェイコブス・クリーク創設の地である「ジェイコブス・クリーク」を冠した「ジェイコブス・クリーク シラーズ・カベルネ・マルベック1973」の発売を機に、高く評価されるようになった。
ジェイコブス・クリークのワインは、飲みやすく、また品質も良いため、オーストラリア国内だけでなく、世界中で人気がある。現在、生産量のおよそ80%が輸出されており、オーストラリアの貿易に貢献している。