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特徴・ポイント
C.F.G.V.(Compagnie Francaise des Grands Vins)の創業は1909年。100年以上の歴史を持つフランスでも最大級のスパークリングワイン専門のワインメーカーだ。年間約8000万本ものスパークリングワインを生産している。
2010年に発行された評論誌『ワイン王国58号』では、「シャルル・グリフォン・ヴァン・ムスー・ブリュット・スパークリングワイン」が最高評価5ツ星の「超特選ベストバイワイン」を獲得している
ワインづくりのこだわり
創業者の手によって生み出されたシャルマー方式という製法を用いてタンク内で2次発酵させる。それにより、上品でフルーティーな特徴のある高品質のワインを安定して作り続けている。
代表的なワイン
C.F.G.V. オペラ・ブリュ
パリ・オペラ座の華やかなイメージでつくられた白の辛口スパークリングワイン。キレのある爽やかな飲み応えが魅力。パーティーやお祝いごとなどの華やかな席にもぴったりの1本だ。
C.F.G.V. デュック・ド・パリ ドミセック
商品名には「パリの公爵」という意味があり、その名のとおり、ボトルとラベルは品のあるデザインだ。
ユニ・ブラン種のぶどうからつくられるフルーティーでやや甘口のスパークリングワイン。青りんごのようなほのかな果実の風味と上品で優しい味わいが特徴だ。
白の辛口スパークリングワインとして、C.F.G.V. デュック・ド・パリ ブリュットも生産されている。
C.F.G.V. ブラン・ド・ブラン ヴァン・ムスー
きめ細かくなめらかな泡が立つ白の辛口スパークリングワイン。程よい酸味があり、洋梨や白桃のようなみずみずしい甘みを感じさせてくれる。
ワイナリーの歴史
C.F.G.V.(コンパニ・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)は、1909年に創立した。
創業者のユージン・シャルマー氏は農業技術者としても優れた才能を発揮。密閉したタンクの中で2次発酵させて、発酵時に発生する炭酸ガスをワインにそのまま蓄える「シャルマー方式」と呼ばれる製法も生み出した。シャルマー方式は、イタリアのアスティ・スプマンテの製造時にも活用されている。
現在では、フランスのトゥールナン・アン・ブリー、ソミュール、そしてヴィッセンブールの3カ所に工場を持つ。アメリカ、イギリス、ドイツをはじめとした世界約60カ国にワインを輸出する大手のワインメーカー。安定した品質に定評がある。。